活動報告 JBSA東京 2024年9月8日 TYCレース第６戦

活動報告 JBSA東京 2024年9月8日 TYCレース第6戦

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◆ 基本情報

【活動日】2024年9月8日
【活動名】TYCレース第6戦
【事業種別】レース関連事業
【活動種別】その他
【担当支部】東京支部
【使用艇】あほうどり
【参加者数】合計：8名(会員：7名,体験：1名,その他：0名)
　・ブラインド　小倉,佐藤,殿垣内
　・サイテッド　児玉,谷下田,玉木,副田,藤井(体験),
【天気】晴れ【気温】34度【風速】8ノット
【航行時間】8時55分出港　13時34分帰港(4時間39分)
【航行距離】32キロメートル

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◆ 連絡事項

・新しいフォアステーと組み直したファーラーシステム問題なし
・新しいマストトップ付近のスピンハリヤードブロック問題なし

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◆ 活動のようす

東京レース担当の小倉です。

9月8日に行われたTYCレース第6戦セプテンバーレガッタのリザルトが公開されましたのでお知らせいたします。

参加艇　27艇
クルージングクラス　9艇
あほうどり　着順3位　修正1位

レースレポート基本データ天気：晴れ風：南　6〜8ノット気温：34度

今回はあほうどりとしては初めてクルージングクラスで修正1位となりました。
スタートはジャストでした。
その後コース選択においては、前回の一発勝負による失敗をふまえてサイテッドにより検討を重ね、最終的にはスキッパーの判断でのコースとりでした。
上マーク回航直前ではレースクラス艇がルームを要求しながら割り込む場面もありました。通常であれば抗議すべき状況ですが、こちらはそれどころではありません。
すぐにスピンアップの準備です。しかし、ここでトラブル発生です。藤井さんの的確な指示により、ひとつひとつ問題がクリアしていきます。
冷静な指示に対応するクルーワークが際立ちました。
この日は4レグで流し込みフィニッシュ。
皆様、お疲れ様でした。

報告書作成：小倉恵子

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◆以下、とのがいちさんからの報告です

クラス順位修正1位です！
着順でも3位。

何がすごいって、ブラインドセーリングのスタイルで、一般レースで、こうした結果を出しているということだと思いませんか？
しかも実際には、ジブやスピンのコントロール、その他のクルーワークにもブラインドが関わっています。

風見、テルテール、リーチリボン、セールのようす、海面のようす、目標物がしっかり見えているクルーのみで構成されているヨットに、JBSAは勝てるのです。

ブラインドとサイテッドが、対等な立場で、役割分担をして一緒にヨットを操船しての結果です。

さて、今回は次のような役割分担でした。

スキッパー：児玉さん
ヘルムス：小倉さん
メイン：とのがいち
ジブ＆スピン：やげたさん,佐藤さん,そえださん
総合クルーワーク：玉木さん
バウマン：藤井さん

いつもはのんびりみんなのレース模様をサイドやキャビン入り口で楽しんでいる私ですが、今回はメインを担当せねばならず、最高のスタートの模様の写真や動画が撮れませんでした。

本部艇すれすれの、トップスピードでのジャストスタート！

スタート前にはジブシバーで減速、まだ早いようだったのでメインもしばー。そしてカウントダウンでどんどんジブトメインをいれていき、最高のスタート。しかし、どうやって、あんなに本部艇すれすれに、ジャストタイムで出られるように、児玉さんはされたのでしょうか？このへんが見えないのが非常に残念ですが、とにかく素晴らしいスタートでした。

先行する上位クラスのレース艇の動きを見ながら、児玉さんと藤井さんが戦略立案。まだのばせると、タックポイントをのばしていきます。みんなの会話の様子から、おそらく私が他艇を見ることができたら、もうタックしたくてしかたなかったかもしれません。

上マーク(カミマーク)が近づいてきた頃、藤井さん中心にスピンの準備を開始。
しかし、ここでまさかのトラブル。マーク回航後はジブもスピンもない状態でどんどん追い抜かれ、私はこれはもうだめだと思いましたが、上位クラスの艇ですし、中には同時スタートの上位クラス艇もいたかもしれません。何にせよ、あほうどりの戦略と技術は、相当良いものであったことが逆に分かったシーンだったとも言えます。