活動報告 JBSA東京 2024年4月21日 こどもの日クルージング

【活動日】2024年4月21日
【活動名】こどもの日クルージング
【活動種別】普及啓発事業
【担当支部】東京支部
【使用艇】あほうどり
【参加者数】合計:9名(会員数:3名、体験者数:0名、その他:6名)
【参加者サイテッド】小柴修、三場幸広、副田和美
【天気】曇りのち晴れ
【気温】20度
【風速】2から5ノット
【航行時間】10:30から11:15
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◆連絡事項
・20日の活動でスピンの練習をしたため、ジブファーラーが通っていたブロックを変更。確認しておいてください
・ジブセールが少し下がっているかもしれないので、様子を見ながらあげてください
・燃料の残り約半分
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薄曇りで、少し心配な空模様。風もあまりなさそうだ。
自然が相手のスポーツは、難しいものだと、いつも思う。

この日あほうどりは、夢の島マリーナと東京ヨットクラブが主催する、毎年恒例の「こどもの日クルージング」に、参加。
アトリウムに集まった子どもたちは、役140人ほど。毎年増えている。
今回あほうどりには、1年生から、6年生の5人の子どもたちと、女性の先生がじょうせんすることに。
開会式が行われている間、みばさんと私は先に行って、出港準備をすることにした。
11時30分帰着申告のため、2時間弱ほどしかない、大急ぎのセーリングだ。程なくしてみんな集まり、早速出港。

機走で若洲沖まで出たが、ここでも風がない。なんとかセールをはりたいなあと、悩んでいる私を横目に、子どもたちはすでにおおはしゃぎ。
後ろから来るクルーザーの引き波に「わあ!」と声を上げたり、観覧車やディズニーランドのホテルを見て、とても喜んでいた。

一人の男の子が「前へ行きたい」と言っていたので、一人ずつバウへ行くことに。
小柴さんにティラーをかわっていただき、みばさんは、バウで子どもたちのサポート。私はミジップあたりで、サポートと写真係。「体を低くして、ライフラインに捕まって移動してね!」と伝えているのだが、さすが身軽な子どもたち。ひょいひょいとデッキを進む。こちらが、ヒヤヒヤした。
タイタニックのヒロインみたいに両手を広げ、「すごい!」、「気持ちいい!」と、みんな喜んでくれた。リピーターの列ができたほど。

ディズニーランドあたりまできた所で、もう帰らなければならない時間に。ユーターンをすると、他の艇もどんどん帰ってきた。
一人の女の子が、後ろから来るクルーザーを知らせてくれた。私が、クロックポジションを教えた所、すぐに覚えてくれた。「5時から来ます」、「7時からもう1てい来ます」と、ワッチしてくれて、大変助かった。大型のクルーザーが立てる引き波も、難なくかわすことができた。将来、良いクルーになってくれそうだ。

機走だったが、みんなにティラーを握ってもらった。行きたい方向とは逆に舵を切ることを伝え、私が後ろでサポートをしながらそうせんしてもらった。
周りの景色を見ていると、どうしてもそちらのほうに舵を切ってしまう。すると、行きたい方向とは逆に進んでしまう。慌てて修正すると、行きすぎる。他の子どもたちの掛け声で、みんな楽しくそうせんできたようだ。
最後の先生には、長めにそうせんしてもらった。引き波回避と、水門手前のユーターンと360度回転。私が後ろで舵を持っていたとはいえ、結構スペシャルなそうせんメニューだった。

ポンツーンに到着。みんなには先に、昼食会場へ移動してもらった。昼食会場であるイーノの森には、ブルーシートが敷かれていた。お日様が照っていて、暑いくらいだった。
昼食は、カレーとお餅が振る舞われた。カレーのおかわりが続出だったらしく、ご飯が一旦なくなってしまい、マリーナレストランから分けてもらったらしい。よく食べる子は、いい子に育つと、私は思っているので、幸せな気持ちになれた。
食べ終わった子どもは、バルーンアートのスタッフのかたにリクエストをして、猫やサーベルを作ってもらっていた。
子ども達の笑顔は、元気をもらえる。

12時30分に閉会式が行われ、私は、挨拶をして帰った。
雨が降らずにクルージングができ、みんな喜んでくれたようで良かった。
これからも、元気に健やかに育ってほしいな。

報告書作成:副田和美