活動報告 JBSA東京 2024年4月20日 任意活動 のんびりデークルージング
【活動日】2024年4月20日
【活動名】のんびりデークルージング
【活動種別】技術向上事業
【担当支部】東京支部
【使用艇】あほうどり
【参加者数】合計:6名(会員数:6名、体験者数:0名、その他:0名)
【参加者ブラインド】殿垣内大介、佐藤博、内田佳
【参加者サイテッド】児玉源寿、古庄伸一、副田和美
【天気】晴れ
【気温】19度
【風速】3から8ノット
【航行時間】4時間52分
【航行距離】27.02
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◆連絡事項
・ポリタンク2缶に給油
・燃料の残り約4分の3
・ロワーシュラウドの調整(25に設定)
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以下、内田さんからの感想
約1年ぶりにあほうどりに乗りました。
事前にメーリスで当日のアジェンダを確認し、自分の名前があったため、何をするのかと確認したが意味が分からずで、調べても分からないまま当日を迎えました。
佐藤さんに何をする予定かを質問したが、「多分」や「おそらく」と笑いながら教えていただいた。聞く人を間違えたなと後悔しながら準備開始です。笑
給油を済ませ、スムーズに出航出来ると思った途端に児玉さんより「これ持ってて」と言われ、自分の浅い知識から「これは大事なハンドルで、自分が持って、何をするんだ??」と思いながら右手で持ちました。
そこから皆さんに操作の基本を教えていただきながら、橋をくぐり回転し、川に出ました。「風を感じながら操作する」と皆さんに教えていただき、普段は髪型が崩れるのが嫌で、風は好きではないですが、この時は初めて風と仲良くなりたいと感じました。
回転した後に左利きなので、ティラー(ここで名前を覚えました!)を左手で持てたのはホッとしました。
自分としては技術的なこともそうですが、知識的な部分もご説明いただけたのは嬉しかったです!初めてのことに対して行動よりも思考を優先にしていることが多いため、すごく受け入れやすかったです。
途中から皆さんで交代しながら操作し、無事に帰港出来ました。
全体を通して感じたこととして主に2つあります。言葉が難しく、英語ではないカタカナが多いため理解するまでに時間がかかると感じた。
2つ目は皆さん一緒に操作しているため、全員の意思疎通が大事であることです。
難しいと感じたことも2つあり、風の向きを正確に把握することとティラーを中心で保つことです。
新しいことや皆さんの温もりで出会えたので、終日楽しかったです!
報告書作成:内田佳
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以下、佐藤さんからの報告
4月の下旬、土曜日、今月レース及びイベントが数多くありまして、とのがいちさんのご配慮により特別船を出していただくことになりました。
土曜日とあって、新木場はとても静かです。人もまばらです。集合時間皆さん予定通り、古庄さんの車とシャトルバスに分かかれマリーナに向かいました。
空は曇り、初夏を思わせるような気候。今日は19度まで上がるようです。私はジャケット脱いで半袖1枚。とても快適で身軽になってました。
あほうどりの乗船は、2週間ぶり。出航準備完了。今日は給油所に立ち寄り、軽油をタンクに補充
します。補充中に児玉さんがサイドステイのテンションを調整してくださいました。これで、マスト左右のバランスは良好。中央にあるマストもまっすぐ空高く伸びていました。レースのためのバランス調整のようです。ありがとうございました。
早速、出航です。風は東南から吹き、春風の気持ち良い風です。風速3メートル。これなら良いセーリングができます。機走は児玉さんアドバイスのもと、内田さんが、操作しててます。児玉さんは内田さんの手を握り、わるさ、いえ、操作しています。『手袋をしているので、セクハラにはならないでしょう。』と児玉さん。手袋の上なら手を触れても良いのです!?。セクハラの解消法、勉強になります。私も使わせていただきませていただきます。ありがとうございます。
手を握ったまま、数10分。沖に出てメインセールを張ります。そしてジブセール。内田さん、機走からそのままティラーを握っています。内田さんはブラインドサッカーにも力を入れており、お忙しい中、参加してくださいました。スポーツ万能でティラー経験値も数少ない中、上手に操作していました。
続いてメインシートを操作していた、とのがいちさんがティラーを握ります。とのがいちさんは『苦手』とおっしゃっていましたが、ご謙遜ではないのか?と、安定の走りです。スキッパーの児玉さん指示なしで、安定です。素晴らしい。
空は薄雲で、風も上々4メートルに。ゲートブリッヂの先まできました。私が手を、いいえ、ティラーを握ります。
クローズの風で順調です。折り返し地点にて、追い風を受けます。そこで児玉さん『スピンを張ります。』とスピンネーカーの準備。追い風から前方に大きく膨らんだスピン。とても派手な柄で薄く、軽く風が入ると、とたんに、スピードが加速します。その技術は難しく、左右のガイ(シート)をバランスよく引いて貼左右対象に膨らませるのです。まるで風船のようにパンパンに膨らんでいまます。ガイの調整は古庄さんと副田さんが行っていました。2人の息ぴったりです。当然、ティラーも難しく、児玉さんにお願いしました。とても技術が要ります。あっという間に、若洲沖まで。スピン大活躍で収納します。合わせてメインセールも収納で今日は少し早めのお開きです。お疲れ様でした。
当然ではございますが、アフターセーリング顕在。本日も干物屋さんです。店長が変わっても、なお親切に対応してくださっています。ありがとうございます。菊池さんも駆けつけてくださいました。色々と心遣いありがとうございます。
今回は、任意活動と言うところで、スピンネーカーも初めて見ることができました。ヨットの奥深さを知りました。そして技術は積み重ねであることを実感させていただきました。ありがとうございます。内田さんも来ていただいて楽しいご様子でした。お忙しいとこありがとうございました。風がとても心地よいセーリングでした。皆さん、お疲れ様でした。
報告書作成:佐藤博