第16回 全日本ブラインドセーリング選手権レース公示(NOR)
主催:NPO法人 日本視覚障害者セーリング協会(JBSA)
公認:公益財団法人 日本セーリング連盟(JSAF)〔承認番号:2024-20〕
協賛:(株)ユニマットプレシャス・三河みとマリーナ、ロート製薬株式会社
協力:JSAF・パラセーリング委員会、有限会社フォトウェーブ
- 大会会長:森崎 繁樹(JBSA)
- 実行委員長:荒木 裕実(JBSA)
- レース委員長:渡邊 大志(ユニマットプレシャス)
- レース委員:石倉 俊宏(NRO)
- プロテスト委員長:古川 裕之(NJ)
- プロテスト委員:山口 泰正(NJ)
- プロテスト委員:水野 秀輝(NJ)
【DP】の表記は、その規則の違反に対するペナルティーをプロテスト委員会の裁量により、失格より軽減することが出来ることを意味する。
【NP】の表記は、艇は、他艇の規則違反に対し抗議できないことを意味する。(RRS 60.1(a)変更)
【SP】の表記は、レース委員会が審問なしに標準ペナルティーを適用することを意味する。レース委員会は、抗議することもでき、その場合は審問を経てプロテスト委員会の裁量でペナルティーが決定する。
- 適用規則
- 国際セーリング競技規則2021-2024(RRS)で定義されている規則
- 付則1–ブラインドセーリング競技規則
- 【DP】JBSA安全委員会作成の『JBSA事故防止対策特別規則』
- J/24クラスルールおよび外洋特別規定は適用されない。
- レース公示と帆走指示書が矛盾する場合は、帆走指示書を優先する。
- 参加資格
- 2024年JSAFの会員であること。
- 2024年JBSAの会員であること。
- 視覚障害者は身体障害者手帳を有すること。
- サイテッドスキッパー、又は乗員が小型船舶操縦免許を有すること。
- 海外からレースに参加する者はBLIND SAILING INTERNATIONAL(BSI)加盟団体の会員であること。
- レースに参加する者は自己の責任において傷害保険に加入していること。
- 【DP】チームの構成 乗員の役割
- 各チームは4名で構成し、各乗員の役割は次の通りとする。
視覚障害者:2名:ヘルムスパーソンおよびメインシートトリマー
晴眼者:2名:サイテッドスキッパーおよびジブシートトリマー - 乗員の変更は原則として認めない。
ただし、メインシートトリマーとジブシートトリマーについては、止むを得ない場合に限りレース委員長の許可を得て変更する事ができる。 - サイテッドスキッパーはレース中に他の乗員に対して助言はできるが、手伝うことは一切できない。ただし、衝突の危険を避け、乗員、艇の安全を確保するためにあらゆる手段を講じなければならない。
- ジブシートトリマーはレース中に他の乗員に対して助言はできる。舵,メインシート,トラベラーを除くコントロールの操作をすることができる。ただし、衝突の危険を避け、乗員、艇の安全を確保するためにあらゆる手段を講じなければならない。
- 乗員は、一時的にコントロールラインをさばいたり、又は設備を直したりする場合、又は緊急の場合を除き、マストより前に出てはならない。
- ハイクアウトについては、RRS49.2とする。付則1–ブラインドセーリング競技規則6.2は採用しない。
- 各チームは4名で構成し、各乗員の役割は次の通りとする。
- 参加申込手続
- 各チームは所定の参加申込書に必要事項を記入の上電子メールにて送信し、かつ、参加料及び損害補償金を納入しなければならない。
参加申込書はJBSAホームページから入手できる。 - 申込先:AllJapan.JBSA@gmail.com
- 参加料:1チーム:40,000円
- 各チームは損害補償金として30,000円を主催者に預託すること。
- 上記損害補償金はレース中、大会期間中に発生した艇の損害を担保するものであり、損害が発生しない場合または損害が預託した損害補償金以内の場合には、大会終了後に清算の上返還される。また、損害が預託した損害保障金額を超えた場合には、大会終了後に不足分を追徴する。
- 申込み期限:2024年9月10日(火)
- 参加費等:レース初日にマリーナにて徴収するものとする。
- 各チームは所定の参加申込書に必要事項を記入の上電子メールにて送信し、かつ、参加料及び損害補償金を納入しなければならない。
- レース
- レースは最大6チームで行う。
エントリーが6チームを超過する場合は、26日に予選を行い、上位6チームで決勝を行う。 - 本レースは7レース予定しているが、3レース以上終了時点で成立とする。
- 各レースは単一クラスによるフリートレースとし、コースはソーセージコース2ラップとする。
- レースは最大6チームで行う。
- 日程 2024年10月26(土)~27日(日)
- 10月26日(土)
- 08:30 受付開始
- 09:30 開会式 艇長会議
- 11:25 最初のレース予告信号時刻。当日の最大レースはレース委員会の裁量に委ねられる。
- 15:30を予告信号最終時刻として、それ以降はレースを行わない
- 19:00 ウェルカムパーティ 懇親会
- 10月27日(日)
- 09:25 最初のレース予告信号時刻。当日の最大レースはレース委員会の裁量に委ねられる。
- 13:00を予告信号最終時刻として、それ以降はレースを行わない。
- 15:00 表彰式 閉会式
- 10月26日(土)
- 【DP】レース艇
- レース艇は主催者が貸与するJ/24を6艇使用する。スターンに1mの竹の棒を両サイドに取り付けている。この棒は艇体の一部とみなす。
- レース艇は、艇長会議の際に抽選を行い各チームに割り当てられる。
各チームは2日間同じ艇を使用しない。
- 帆走指示書
帆走指示書は2024年10月1日(火)にJBSAホームページに掲載する。 - 開催場所 愛知県豊川市御津町御幸浜1−1−21
(株)ユニマットプレシャス・三河みとマリーナ - 得点
シリーズの得点は完了したレースの得点の合計とする。
但し、5レース以上完了した場合には、シリーズの得点で最も悪い得点の1レースを除外したレースの得点の合計とする。 - 上架の制限
【DP】 レース艇は、レース委員会の事前の書面による許可があり、その条件に従っている場合を除き、大会期間中は上架してはならない。 - 潜水用具とプラスチック・プール
【DP】最初のレースの準備信号から大会終了までの期間、水中呼吸器具、プラスチック・プールまたはそれらに類するものは、キールボートの周辺では使用してはならない。 - 賞
1位〜3位のチームに賞を授与する。 - 大会の中止
本大会のエントリーが3チーム以下の場合は中止する。
その場合エントリーフィーは返却される。 - 【DP】リスク・ステートメント:責任の所在
- RRS 3には『レースに参加するか、またはレースを続けるかについての艇の決定の責任は、その艇のみにある。』とある。大会に参加することによって、それぞれの競技者は、セーリングには内在するリスクがあり、潜在的な危険を伴う行動であることに合意し、認めることになる。これらのリスクには、強風、荒れた海、天候の突然の変化、機器の故障、艇の操船の誤り、他艇の未熟な操船術、バランスの悪い不安定な足場、疲労による傷害のリスクの増大などがある。セーリング・スポーツに固有なのは、溺死、心的外傷、低体温症、その他の原因による一生消えない重篤な傷害、死亡のリスクである。
- 大会の前後および期間中に発生した乗員および艇に関わる事故については、その責任は各チームが負うものとし、大会の主催、後援、協力等の諸団体は、如何なる責任も負わない。
- 各チームは、主催者より貸与された艇,備品について、善良な管理者として義務を負うものとし、艇の損傷に因る修理等については、その責任は各チームにある。
サイテッドスキッパーおよびジブシートトリマーは出艇前および帰着後に『チェックリスト』により艇の状態を報告しなければならない。 - 安全個人用浮揚用具は、国土交通省型式承認 TYPE A か同等品 (認証・桜マーク付き)、またはISO12402-2(Level 275) /-3(Level 150) /-4(Level 100) /-5(Level 50)いずれかの適合品でなければならない。
- 4-1)個人用浮揚用具は、常に着用しなければならない。
- 4-2)膨張式浮揚用具は、すべての着衣の上に装着しなければならない
- 4-3)乗員は艇がバースを離れてから帰着してバースに着くまでは、ライフジャケットを着用しなければならない。
- 肖像権
レース参加者は、主催者に対し陸上または海上で撮影・収録されたレースに関する写真、映像または音声について、使用、複製及び公開する権利を永久的に無償で与えるものとする。 - 広告
艇は、主催団体によって選択され、支給される広告を表示するよう要求されることがある。 - 世界選手権の選考
本大会の経過及び結果は、2025年に開催が予定されているBSI主催のBlind Sailing World Championshipへの参加選手選出の参考とする。 - 問い合わせ先
本レース公示に関する問い合わせは実行委員長まで電子メールにて行うこと。
荒木 裕実 AllJapan.JBSA@gmail.com
緊急時 荒木携帯 080-6580-1932
以 上