2010年7月 JBSA東京 定期練習のレポート
こんにちは、東京支部の内村です。
大変、遅くなりました。
7月3日(土)のアホウドリセーリング練習報告です。
参加者はサイテット児玉、橋本、ブラインドは湯川、安達、内村の計5人でした。
9時30分に新木場駅を出発し、夢の島マリーナに10時前に全員集合。
出艇申告を済ませ、10時15分にハーバーを出ました。
梅雨空の下、蒸し暑さに悲鳴をあげそうな一日の予感です。
海上はいかがばかりかと気をもみながらの出発でした。
アホウドリが陸橋を超えたところで、爽やかな風を感じて陸上の暑さを忘れてしまいました。
思わず「海は素敵だな」「幸せだなぁ」などと、鼻うたまじりです。
しかし、ウキウキ気分はそこまでで、Kさんの「じゃあ始めるか」の合図でスパルタヨットスクールの始まりでした。
ヘルムスを安達さんが、メイントリムを内村が取り掛かりましたが、優しい風はどこに、ティラーを握る安達さんの絶叫が聞こえてきます。
セールは風を捕らえグングン加速していきます。スピード感たっぷりのセーリングになりました。
ヘルムスを内村に変わっても風は変わりません。
強い風を受けて、ヨットは沖へ沖へと進んでいきます。
風が強いときのティラー操作はとても難しく、未熟者の握るヨットは蛇行してしまいます。
そこで、スキッパーの方々から怒声が飛んできます。心臓は震えるし手は痺れて痛いし泣きそうです。
その後、筋肉痛になるし本当に辛かったです。
次は、ベテランの湯川さんがティラーを握りました。すると、先ほどまでのK氏の声音が変わりました。
「ヨーソロー」と絶賛しています。ワールドに向けて頑張ろうと吼えていました。
そんなかんなで、速いヨットはあっという間に岐路に向かっていました。
考えてみると、お昼食べたかな?ソーセージがないと、昼飯の合図はかかりません。
次回はよろしくお願いします。幸子さん期待しています。
ニュースです!
私たち一行は貴重な体験をしました。
帰りのハーバー近くで、海上保安庁の巡視艇に止められたのです。
海のおまわりさんは「安全指導」ですと、言っていました。
私の胸の中では「児玉さん逃げた方が」とつぶやいていました。
ファースト・ワンとの「ブツ」の受け渡しを見られたのではと思ったからです。
しかし、そうではなかったようです。
書類を点検し、免許証を提示して何とか疑いは晴れました。
でも、理事長の「長官を知っているんだよな」のつぶやきは素敵な保安官を困惑させていたことは許されるのでしょうか。
いやぁ、本当に大変な一日でした。
無事に帰れたのは橋本さんのおかげです。
今後ともよろしくお願いします。