活動報告 JBSA東京 2022年8月20日 体験セーリング
【活動日】2022年8月20日 土曜日
【参加者】7名(順不同敬称略)
ブラインド:小倉, 殿垣内
サイテッド:児玉, 古庄, 副田, 小倉文(体験), 田中(体験)
【航行時間】10時34分〜14時10分(3時間36分)
【航行距離】27.5km
【天気概況】曇りのち晴れ, 気温31度, 風速8〜10ノット
今回は、30代のサイテッド体験者さん2名の体験セーリング。何とか実現したいと思った。しかもひとりは小倉さんのご子息、ひとりはヨット部出身者、実現して、JBSAに入っていただきたいと思い、ほぼ執念でこの日を実現した。
ブラインドセーリングと言えば小倉さんというぐらいに思っていたので、ご子息の文さん(ぶんさん)がほとんどヨットに乗ったことがないということに驚いた。
しかし、いわゆる万能タイプのかたと思われ、ティラーをしばらく持っていると、すぐにこつをつかんで操船されていた。
ご友人の田中さんは、航行時代ヨット部だったとのこと。ティラーを持てるのは3年生だそうで、ほとんどサポート係を後輩はするらしい。あほうどりのティラーをもって、「スキッパーってこういう感じなんですね。」と冗談を言って皆を笑わせていたが、後で考えてみたら彼も3年生だったときがあるはずであった。
クルーザーは初めてとのことで、ブランクもかなりあったわけだが、いきなりうら風を入れてしまい、皆から、どうしたヨット部というようなつっこみを受けていた。
しかし、30代の人が2名乗ると、船上の雰囲気もだいぶ変わる。ぜひここは、小倉さんに親御さまとしての圧力をかけて、勧誘していただきたい。
今回の報告書は短くこれで終わるつもりだったが、執念で実現したので、一応記しておきたい。
まず、11名のサイテッドスキッパーに依頼したが、ご都合がつかず、もはやこれまでかと思った。
私とそえださんで出せないことはないものの、まだ不安に思う会員がいるであろうことは容易に想像ができるし、私も自信がない部分があった。そこで、これも奇跡的なタイミングで、ずっとやりたかったひとりでもやう練習と、アンカリングを学ぶ機会を得た。
バッテリー問題がぎりぎりのところで解決したと思いきや、前々日に今度はスロットルワイヤーが破断。これもマリーナのエンジニアのかたに執念が通じたのか、営業時間が過ぎてから夜、作業をしてくださり前日に間に合った。
さらにはベテランヨットマン古庄さんにご参加いただけることが決まっていたので、もうこれで完璧と思っていたところ、前日に児玉さんがご参加いただけるとのご連絡をいただいた。おそらくは、小倉さんがご心配されて、児玉さんにお願いしたものと思われるが、こうして週に3日間あほうどりをだすことができた。
いつも思うことだが、本当に物事というものは、色々な人々の助けがあって初めて成り立つ。今回も、様々な人々のおかげで、活動を実施することができた。ご協力くださった皆さまに感謝を申し上げたい。
報告書作成:殿垣内大介