2010年2月 JBSA東京 定期練習レポート
東京支部の内村です。
2月21日(日)、アホウドリのセーリング練習報告です。
天候は快晴、気温10度
サイテット 児玉、小柴、堀江
ブラインド 宮城、安達、上口、内村
9時30分、新木場駅に全員集合しました。
宮城さんと小柴さんは、アゼリア号の先導のお世話になり、夢の島へ向かいました。
残りの人たちは児玉号にお世話になり、一足先にマリーナへ到着しました。
出艇手続きを済ませ、快晴のもと、ウキウキと乗艇しました。
サイテットが3人もいらっしゃると動きが早くなり、ブラインドは目を回す刺激を楽しみました。
10時20分、アホウドリはエンジンを全開に出港し、沖へ向かう船上でメイントリマーの学習がはじまりました。
まずは、理屈を理解して欲しいということで、How to形式で説明がありました。
タックの際にシートの巻き出しで、ブームがどう動き、セールの張りがこう変わる。などなど、さすがワールド安達さんと、セーリング歴5年目の宮城さんは理解できたようで、積極的な質問をしながらジブシートを触ったり、動かしたりして理解を深めていました。
新参者の上口さんと内村は、「ポカン」と聞いていましたが、「今に見ていろ」と闘志をみなぎらせたことでしょう?
メイントリマーの動きを説明された、サイテットの堀江さんはこう言います。
「理屈を理解して操作するセーリングは楽しい」と、みんな真剣に耳を傾けていました。
いよいよ、シートを出してティラーを握り、練習セーリングの開始です。
まず、風を呼ぶ男内村がヘルムスで宮城さん、安達さん、上口さんがメインを練習。
かなりの風が吹いて、スピード感とヒールを体感することができました。
メインの方ではシートを調整して、ヒールの加減をみていたようです。
午前中は心地よい風が吹いて、とてもいい練習になりました。
ティラーを上口さんに代わり、タックの練習を繰り返し緊張感を味わっていました。
昼近くになって風が弱まり、少し早い昼食になりました。
久しぶりの「幸子さんウィンナー」とのご対面に感動の舌鼓です。
なぜかいつもより、僕の口に入るはずの数が少なくて、「理事長を睨んだつもりだが」お互いブラインドで分かり合えませんでした。
幸子さん、無理をなさらなくていいのです。ヨットの上では、ただただウィンナーが楽しみなのです。
食べたいのです!
午後の練習再開は安達さんがティラーを握り、実力を見せたいところでしたが、風はどこへやら。
日頃の行いですかね?
嵐を呼ぶUさんは乗っていないし、でも、吹雪の中を進んだ方ですから、奇跡を期待しましたが神様には勝てませんでした。
児玉さんは陽だまりに負けてしまい、とうとうキャビンで肉塊になってしまいました。
いつもの持ち場を奪われてしまったような小柴さん、静かにコックピットで動き回っていました。
そんな中「宮城さんすごいね。今のシーと捌きは」と安達理事長の言葉。
その横から、今は私がやっていますと小柴さん。「アハハハ・・・」爆笑して納得す安達さん。なぜ?
その後に風を呼ぶ男・内村にティラーを変わってもらいましたが後の祭りでした。微風のセーリングもまた現実です。
試練を乗り越えて、いざ全日本、そしてワールドです。がんばるぞ!
ということで、アホウドリはセールをしまい、マリーナを目指して舵を進めることになりました。
3時00分 無事に帰港することができました。
サイテットの皆さん、本当にお世話になりました。
懲りずに、多くの方に乗っていただきたいと思います。よろしくお願いします。
一同は新木場駅のラーメン屋で反省会となりました。
ではみなさん、3月の夢の島セーリングにお会いできることを楽しみにしています。