第5回世界選手権2002 現地ガルニャーノからのレポート 白子良明
文 白子良明
【2002年9月24日15時20分】
Buon giorno !
20日に「ミラノ」入りして翌21日に「ガルーダ湖」湖畔の田舎町「ガルニャーノ」に着きました。こちらに来てから4日目になりますが、連日、雨に降られています。
昨日からフラクティスレースが始まりました。今日は一日練習日だったのですが、かなりの強風で白波が立ち午前中で練習は中止。17時から予定されている「BSI」の総会に出席する合間に、このメールを書いています。
昨日の練習で「B1チーム」は、「テキサスB2チーム」としばらく併走していたのですが、圧倒的にこちらのチームの方が速かったです。テキサスチームも調子を上げてくるとは思いますがが、ある程度の手応えを感じる事ができました。
現地での練習が少ないのは気がかりですが、明日、しっかりと練習をして明後日の本番に臨みたいと思います。
「ガルーダ湖」周辺は700?800年位前からの小さな街が点在し、ほとんどの家が石造りです。家や庭は花々に彩られ、とても美しく歴史を感じさせる街並みです。
いたる所にオープンテラス付きのBar(カフェテリア)があり、現地の人々は、のんびりと時間を過ごしているようです。ワインや食事も大変美味しく、このまま住み着いてしまいたいような気分です。
では、Ciao !
【2002年9月27日24時00分】
昨日からレースが始まりました。
降り続いていた雨も止んで久しぶりの晴天となり、絶好のセーリング日和になりました。
風も凪いだのですが、ガルーダ湖特有の風なのか強風が吹いたり止まったりで、選手達は、苦労しているようです。レース成績は、今一つ良くありません。B3チームが一日目のレースで1位、3位に入ったのですが、その後ふるいません。
今回初めてワールドを観戦したのですが、上位チームのセーリングレベルの高さにショックを受けてしまいました。彼らは、常に安定したセーリングをしています。