2008年12月 TOTOYAのチーム練習
JBSA東京の山賀です。
たまにはチームの近況をと、キャプテン安達さんからの指令を受け、本日、チームTOTOYAの練習日でしたので、その報告を致します。
朝10時頃に三崎マリン到着。とてもいい風(!?)が吹いていました。
日も出ており、いい練習になるのでは、と話をしていました。いざ準備を始めようという時に、近くに居た人に「今日は止めておいた方がいいのでは?年末に皆で捜索はご免だよ」などなど、ドキッするお言葉をいただきつつ出港。
湾内は、波もなく風も程良い感じ。
しかし竹内さんから「この静けさに騙されてはいけない」とこれまた一言。僕も安達さんも、そうなんですか程度にしか思っていませんでした。
ちょうどその時、我々より先に出向していた47フィートのヨットが、湾を出て間もなくタックをして戻って来るとのこと。
そして、湾を出て唖然。
風は13メートル、海は、うねり波がわんさか押し寄せて来ます。「取りあえず、マークまで行って様子をみましょう」の竹内さんの声。
体をホールドさせ、しぶきを浴びながら前進。
セールは、バサバサと激しい音をたて、船もかなり揺れていました。
バウにいた児玉さんもただならぬ様子。正直、チャチなジェットコースターより、よっぽどスリリングに感じました。
肝を冷やしながらマーク付近まで到達。
「皆、いっぱいいっぱいだし、戻るでいいかな?」の竹内さんの提案に全会一致。
そんな訳で、勇気ある撤退により練習は中止となってしまいました。
練習は、出来ませんでしたが、強風のときの恐怖感を十分味わうことが出来た1時間でした。