2021年4月4日 東京支部 活動報告
【活動日】2021年4月4日(日)
【参加者】7名(順不同敬称略)
ブラインド:長谷川, 殿垣内(とのがいち)
サイテッド:小柴, 副田(そえだ), 古庄, アラン, 林
【使用艇】あほうどり(夢の島マリーナ)
【出港時刻】9時57分
【帰港時刻】12時45分
【航行時間】2時間47分間
【走行距離】約13キロメートル
【天気概況】曇り 気温18度,風速7〜12m
今回の活動報告書は、とのがいちさんがなかなか書けず、急きょそえだに託したため、文体を真似て書いてみる。
昨年11月15日以来の活動は、マスク、アルコール消毒、換気、健康管理など、これまで以上に慎重に対応する中再開された。
出港から帰港まで、荒れた海での航行であった。
橋本キャプテンがいらっしゃらなかったため、小柴さんが、離がんと着岸を担当してくださった。
強風のため、なかなか離がんできない。しかし、そこは小柴さん。速度を細かく調整しながら舵を操り、離がん。
南からの風で白波が立ち、あほうどりはかなりピッチングをしていたが、左右からの波にも負けない小柴さんのティラー捌きで、前へ進む。
00時ごろ、メインセールをツーポンであげてみようということに。
小柴さんがティラーコントロールをしてくださる中トライするが、古庄さん、アランさん、そえだの初めての作業はなかなかうまくいかない。
安全を考慮した小柴さんが、「風がもっとない時に練習しよう。」と仰り中断。
後で皆で検証した結果、事前のチェックをもう少ししっかりしておくことと、役割を明確にしておくことが必要だったことを学んだ。
若洲の海浜公園あたりで少し風が落ちた。ティラーをそえだに変わる。
軌跡マップを見ると、私に変わったあたりから、ジグザグしている。なんということだ。
今後も練習を重ねようと思う。
そしてなぜか予期せぬ方向転換。南からの風、機走だったので、タックだかジャイブだか未だにわからない。ここでもまた勉強不足。
機走なので関係ないが、帰路はもちろんランニング。後ろからの波に押されているが、進んでなさそう。長谷川さんにも、「そえださーん、進んでる?」と言われた。小柴さんの「そう思えるけれど、進んでるんだよー」と言われ、周りを見ると進んでいる。よかった。ハーバーにたどり着くことはできそうだ。
途中、左舷から艇が猛スピードで近寄ってくる!「なにが起きた!?故障か?」と思い、観察していたら、どうも練習していたらしい。
どんどん近づいてくる。「この強風で、進路をかえたくないなぁ。ザンブラなりたくないなぁ」と思った。
しかしその時は、艇と艇との距離や、どちらに回避するかなど、慌てずに見ることができた。褒めて伸びるそえだに、お褒めの言葉をください。
これは是非しるしておきたいのだが、客観視できるようになったのは、ひとえに神奈川支部の秋山さんのおかげである。ティラーなど触ったこともない、超初心者の時に「自分の思ったように操せんしてみなさい」と、自信をつけてくださった。それから私は、ティラーを握っている時には気を抜くことなく、チームを信じ、操せんできるようになった。一生忘れることのない、素晴らしいお言葉である。
若洲を過ぎて橋の手前で、ティラーを再び小柴さんに変わる。ほっと一息。そして着艇。3時間弱と、長いようで短い航行であった。
今回のそえだは、課題がもり沢山であった。コロナの終息はまだ遠そうだが、練習して安全に航行する技術を手に入れようと思う。早くブラインドのかたがたと一緒に楽しみたい。
最後まで拝読いただき、ありがとうございました。
そえだ和美