2018年2月 東京支部 活動報告2

JBSA東京 活動報告
2018年2月18日(日)

あほうどりは10:30頃出航。

風速は3メートル、天気は晴れ。

時折、もっと強い風が吹く中、サイテッド は橋本さん、小柴さん、Sさん、Uさん

ブラインドは殿垣内の5名が乗船。

今回は協力艇バッカスも参加。
サイテッド は谷下田さん、児玉さん、北田さん、三場さん

ブラインドは伊藤さん、小倉さん、増尾さんの7名が乗船。

あほうどりは出港前に、前回見つかったトラベラーブロックの部品欠損を、

小柴さんが調達してくれたネジなどを使用し、小柴さんと橋本さんが修理。

修理後出航し、10:50頃、若洲海浜公園沖でメインセールを上げる。

しばらく帆走を続けていると、5メートル以上の風を受け、あほうどりは軽くヒールしつつ快走。

速度は約5ノット。

橋本さんによる快適な走りは特筆するまでもないが、

中学生Uさんも、真っ直ぐな航跡を小柴さんに褒められるほどの安定した走り。

対して殿垣内がティラーを握ると、あほうどりは左右に大きく揺れた。

12:00過ぎに、中央防波堤外側埋立地を右に見る羽田空港沖に到着。

富士山や連なる山々も見渡せるとのこと。

その後反転し13:20頃、ディズニーランド沖でバッカスと会う。

あほうどりの左舷後方から接近して、背後を通り、右舷を抜けていくバッカスは、

メインとジブを上げ、冬の澄んだ青い空と海の間を滑るように走る。

しかし、2隻が近づくと、そんな美しい光景にはそぐわない大声での掛け合いが双方から、

なぜか英語で飛び交う。

14:15頃帰路につき、15:30帰港。

今回も、サイテッド が見るべきものやすべきこと、レースの際の役割などについて教わる。

ブラインドの殿垣内は、顔に感じる風、セールの音、ティラーの重みなどの感覚を、

のぼりすぎ、おとしすぎなどの指示から学ぶが、なかなか難しい。

一方、一足先に帰港したバッカスは、8ノットを超える速度で、

キャビン内のモノが散乱するほどのヒールだったとのこと。

小倉さんの盲導犬リルハちゃんも、ぐっとふんばっていたらしい。
報告書作成:殿垣内大介