2016年11月 JBSA東京 定期活動のレポート

11月20日(日)に行なったjbsa東京定例会の模様を報告させていただきます。

参加者、7名
敬称略

サイテッド 橋本、小柴、三場、名倉、堀江
ブラインド 湯川、大堀

使用艇は、あほうどり

夢の島マリーナ出港は、午前10時10分。
風は、ほぼ無風でした。

東京湾に達しても状況は、ほとんど変わらず、
風を探して浦安沖に向かいました。
動力で進みながら、途中セールアップしました。

天気が良くこの時期としては異常な暖かさでしたが、
風はなかなか吹いてくれません。
昼時になったのでエンジンを止めて食事の時間にしました。

この時間を利用してヨットがなぜ風上に45度の角度で進むことができるのか?
東京支部の重鎮小柴博士に詳しく解説してもらいました。
まずは、「ベルヌーイの法則」から始まりました。
風邪を孕んだセールは外側に膨らむ。それによりセールの内と外では、気圧の差が生じ気圧は高い方から低い方へと移動する。
飛行機が上昇する原理と同じですね。

しかし、これだけでは、艇は、船首方向には進みません。
ここで重要な役割を果たしているのが、船底のキールなのだそうです。
キールは重りの役割を果たすとともに横方向の力を抑えることにより、艇は船首方向に進む力を得るのだそうです。

これで良かったかな?

小柴さん、貴重なお話本当にありがとうございました。
とても勉強になりました。

その後も風は吹くことがなく、2時にセールダウン。
こんな日もあるのですね。
3時ちょうどに着艇。

帰りじたくをして新木場駅まで徒歩で20分。
歩きながら、今日の大切な勉強を復習。
あっという間に到着、解散となりました。

今回は、セーリングはできませんでしたが、親睦を深める良い機会となりました。
参加の皆さん、本当にありがとうございました。