第6回世界選手権2006 ワールド選考会報告 鈴木克己

文 鈴木克己(東京支部)

この度は、自分の不注意から、レース中の皆様にご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
第4レースの下マーク回航直前のジャイブで、ブームを避けきれずパンチを受けてしまいました。そのためレースをリタイアすることになりました。
出血しましたので三崎市民病院で救急処置を施していただきましたが、傷も浅く、5針ほどの縫合で終りました。
今朝も普段同様、出勤していますのでご休心ください。

自分の不注意からレースを完走できなかったことが残念でなりません。ニュー・チャレンジ・チームの皆様ご免なさい。
私にとってレースは始めての体験でした。レースの緊張感、目的達成への集中力、勝負への執念は、一種の快感さえ覚えました。
体力に差は生じても、楽しさは変らないセーリングに、これからも喜びを求めつづけます。

N・Cチームにスピーディー・ブルーを使わせてくださった竹内様、ありがとうございました。
ワールドに参加する皆様、熱中してもジャイブ時のブームには充分注意して、好成績を果されることを祈ります。
この選考会を企画運営してくださった皆様にお礼申しあげるとともに今回の不注意を改めてお詫び申しあげます。
おかげさまで、私たちもこれまで選考会への参戦を目標に活動してくることができました。ご協力くださった皆様に感謝申しあげます。ありがとうございました。