第6回世界選手権2006 ワールド予選練習 竹脇義果
ワールド予選練習
文 竹脇義果(JBSA東京)
日時 2006年5月6日 シーボニア
天候 くもり、気温23度
風 南、南西の風8から14メートル毎秒
参加者(敬称略)
サイテット 安西、日高
ブラインド 川添、竹脇
使用艇 ルミナス
8時半、三崎口に集まる。荒木さんが会社を休んで、送り迎えをしてくれる。
だんだん風が強くなるという予報がでているので、急いで準備をして9時20分出港。出港停止ぎりぎりの8メートルくらいの風、波は高い。
全日本以来はじめてのセーリングで川添さんは緊張ぎみ。今回は安西さんがサイテッドスキッパー、日高がサイテッドクルーという初めてのチーム編成。ブラインドも川添さんがヘルムス、竹脇がメーンシートというこれまた初の編成だ。
風が強いので、セール、ブームバング調整を日高さんが軽快にパワフルにセットして、セーリング開始。
クローズから少しおとし気味に赤白ブイに向かい、まずはタック練習。波が高いため思うようにタックが出来ないが、2、3回練習しているうちにカンもすっかり戻る。久しぶりに相模湾のしおをかぶりながらの練習。
この強風のなかでもヘルムスマンは親指と人差し指でつまむようにヘルムスをとること。それができないとき、それより重くなったときはセールのセッティングが悪いので、すぐ声をかけるように川添さんに指示が出る。日高さんがハリヤード、バックステイ、ブームバング、トラベラーの調整をたびたび行い、艇を安定してはしらせる。ランニングにはいり、プレイニングのタイミングの練習。
11時になり、油壺のかげで10分間の休憩をとったのち、再度赤白ブイに向かう。風はさっきよりあがって、あっという間にブイが近づく。「あと5分で練習終了しよう」といった所で、メーンシートのブロックが飛び、ここで練習を終了しランニングでシーボニアにもどる。波が高いため、クラブハーバーから上架する。セールの塩出しをし、練習終了。
午後、荒木さんの配慮で、リビエラの山崎さんにごあいさつかたがた予選会の打ち合わせを、荒木さん日高さん竹脇でする。
ひさしぶりのルミナス、相模湾、ニューメンバーでのワールド予選、もう少し練習したかったが、これで本番にむかうことになる。
夜、家に帰りシャワーをあびると、おしりの皮がむけていて、ヒリヒリいたむ。あの難波まことさんの「セーリングは尻で感じるものや」ということばがおもいだされる。この日のセーリングは少し感じすぎか。
安西さん、日高さん、荒木さんありがとうございます。川添さん、はりきってやりましょう!