定期練習2006年2月18日
文 鈴木克己
日時 2006年2月18日 10時 夢の島集合
天候 晴れのち曇り、気温5度
風 東南東の風、出艇時3?4メートル毎秒
参加者(敬称略)
サイテット(2名)橋本、竹下
ブラインド(5名)竹脇、安達、伊藤、川井、鈴木
使用艇 あほうどり
「冬の嵐も通り過ぎたようで、これから練習に熱中できそうだね」との挨拶を交わしながら、午前10時40分、エンジン音も軽やかに艇は桟橋を離れる。
「今日はセールの上げ下ろしを教えてください」との発言で、東京湾へ出たところで竹下さんの指示に従って役割を分担し、セール帯を解きハリヤードを引く。シートは1?2メートル引いたところで重くて動かなくなる。「下へ引くからシート同士が噛み合うんだ。水平に引くのだ」ウインチの力を借り、仲間の手も借りてやっとの思いで上まで揚げたときには体中に汗が噴き出してきた。ウーン!、これは力仕事だ。
風はポート側、メインシートを少しだし、トラベラーを上側(カミ)に寄せて固定する。
安達さんが、下側(シモ)でジブシートを引く。「少し出して、引いて」と言われながらセールの形を整えて行く。
メインとジブの間にうまく風が入るように、特に風の弱いときはシートを握ったままにして風見を見ながら微調節するのだそうだ。私も握らせてもらったが、帆のばたつきが手に伝わってくるだけで形は判らない。これは難題だ。
セールが揚ったころには風はほとんど止んでしまった。これでも艇は1ノットほどで進んでいるから、落水するとすぐ遠のいてしまうよ。戻ってくるには早くても1時間程度はかかるだろうね。ご用心、ご用心!。
ランチ・クルーズを楽しんだあと、機走で戻ることにした。
帰路を活かしてギャレーの使い方、トイレの使い方など、体験させてもらった。桟橋に戻ってメインセールをたたみ直して、ブームに固定しカバーを掛ける。シート類を整理格納し艇を降りる。
そのあとクラブハウスで竹脇さん、橋本さんを中心にJBSAについて雑談を交えて疑問・質問をだしあい、いろいろと意見交換をおこなった。ワールドの話、夢の島レースへ参加したいとの意見、ニュースステーションで放映された思い出、協力艇のこと、将来への夢など話は尽きない。そろそろ暗くなってきたと言いながら散会した。
今日は、操船訓練とは行かなかったけれど、新たなことを学んで帰ることができ、充実した一日であった。
橋本さん、竹下さん、竹脇さんありがとうございました。次回もよろしくお願いします。ブラインドの皆さんお疲れ様でした。
次回3月4日(土曜日)は、JBSA総会のため東京支部の練習会はお休みです。