定期練習2005年7月16日
日時 2005年7月16日(土曜日)
集合 新木場駅9時、夢の島9時30分
天候 晴れ
風 南の風4?5メートル毎秒、午後6?7メートル毎秒
練習参加者 11名
使用艇 クラブ艇「あほうどり」、協力艇「ビエント」
アホウドリ組の報告
文 鈴木克己
乗員(敬称略)
ブラインド 新井・福尾・鈴木
サイテット 橋本・水内・松崎
全日本まであと2ヶ月、今月から30分のサマータイム。参加者の表情には気合がみなぎっている。
素早く支度を整え、いつもより1時間早く乗船。もやいを解くと、それまでの無風状態が一転、南の風が吹き始める。思わず誰からともなく「今日は絶好の練習日和だ」との声。
手際よくセールを揚げ、気を入れて訓練開始。福尾さんがメイン・シートを、鈴木がティラーを握る。
いつもの指示が飛ぶ、「もう少し上って、あと5度」と言われても反応出来ない自分に苛立ち。練習を休むことの多かったたたりか、反省の念にかられる。
どうにか風を捉えたところで、スキッパーの橋本さんから今度はタッキングの指示。
橋本さん「メイン・シートを少し出して、タッキング準備!。」
鈴木「ハイ! タッキング準備、確認。」
水内さん「上(カミ)、準備完了。」、福尾さん「下(シモ)、準備完了。」
鈴木「タッキング開始!。風位!。風上へ移動」
橋本さん「ティラー押し過ぎ!。すぐ戻す、上る!。戻しすぎない!。」
座る位置が変っただけで頭の中のプログラムは混乱、手足は硬縮し、船は迷走をはじめる。
このようなことを数回繰り返しながら、体が覚えてゆくのを実感した。
いつの間にか「ビエント」が近くで、同様にタックの練習。
午後は新井さんがティラーを、福尾さんがメイン・シートを握って練習。
新井さんがティラを握ると艇はすっかりと風をとらえ、快走。何回目かのタッキングでジブシートが切れたので、ジブを巻き上げ、メイン・セールだけで帆走訓練。風は7メートル毎秒ほどに上がり、ジャイブしながらランニングで水門近くまで走らせ、15時40分過ぎにマリーナへ戻る。
今日も一日、サイテッドの皆さん有難う御座いました。風も良く、天気も上々、おかげさまで充実した練習ができました。ブラインドの皆さんお疲れ様でした。以上
ビエント組の報告
文 安達
乗員(敬称略)
ブラインド 村井・伊藤・安達
サイテット 坂本・福島
伊藤さん、安達は始めてのJ24での練習。二人とも緊張気味。
東京湾に出たところで、福島さんが「この時期には珍しく視界が悪い」とのアドバイス。少し、走ったところで、「ボォー」と汽笛が聞こえる。なんと貨物船が後ろから来て、ビエントの横を横切って行った。全員ビックリ、でも坂本さんの落ち着いた行動で全く問題は無かった。
気分一新、伊藤さんが「今日は私にティラーの練習をさせてくださいと積極的な姿勢。お昼まで伊藤さんの舵取りでタック、ジャイブの練習、昼食後、今度は村井さんがタック、ジャイブ、そしてマーキング、続いて、ランニングとスムーズなセーリング、流石と思いました。
最後に、安達がダックをするもビエントにはベンチが無くデッキでの移動で、戸惑ったが、結果オーライと坂本さんに励まされ、それなりに楽しむ事が出来た。しかし、ジャイブはまだまだ技術不足。
しかし、ブラインド全員、それぞれ練習が出来たようで日焼けした顔には笑みがこぼれていた。
サイテッドの皆さん有難うございました、ブラインドの皆さん次回も頑張りましょう。最後になりましたが、ビエントオーナーの伊藤さん、素晴らしいJ24を一日貸して頂き、有難う御座いました。以上で報告を終ります。