定期練習2002年5月6日
文 瀬川紀之
参加者 日高さん、橋本さん、瀬川
天候 くもり 北東11メートル?5メートル
午前中は、風が強かったので、艇のメンテナンスを行いました。11時30分、メンテナンスも終わり、風も少し弱くなってきたので出港。今日の内容は、私がメインとヘルムの両方を持っての練習。
最初は、ランニング(観音張り)の練習から。風を後頭部で感じながらセーリングすると観音がきれいに張れる。風向でいうと、スターボーのときは5時半ぐらい、ポートのときは6時半ぐらい。
はじめは、後頭部にうまく風を感じることができないのと、ティラーを動かす幅が大きすぎたため蛇行して、観音もうまく張れなく、橋本さんの筋トレ状態だったが、時間が経つに連れて、なんとか安定してきた。また、最初は、艇のバランスをフラットな状態で行っていたが、途中から、アンヒールにしたことも安定してきた理由の一つであった。
そして、いよいよクローズの練習。メインとヘルムの両方を持ってセーリングしたことがほとんどないので、はじめは、不安でいっぱい、船も蛇行してばかりだった。不思議なもので、しばらくすると一緒に持つ状態にもなんとなく慣れ、気持ちも落ち着き、やっと練習に入れる状態になった。
最初はヘルムだけ、次にメインだけ、そして両方を使っての練習。ヘルムだけを動かすのは、動作的にはいつものこととかわらないので、ティラーを動かす幅が大きいなどの細かいところは別として、体の動きとしては特に問題はなかったが、メインを操作するときにティラーを持っている手も同じ方向に動いたり、メインを操作する時に体の動きが大きすぎて、ティラーも一緒に動いてしまい、せっかくいい状態で走っていても大きく蛇行してしまうことが多かった。これは、最後まで直らなかった。これからの課題。
今まで別々に持っていた、メインとヘルムを一緒に持つことで、うまく言い表すことはできませんが、今までわからなかった何かがつかめそうな気がしました。また、自分の苦手なこと、悪いところを改めて確認できたことはよかったです。
今日は、出港が遅かったのと、練習に集中していたためか、昼食を食べていなかったことに帰りの車中で気づき、3人で三崎口駅近くでラーメンを食べて帰りました。