東京レポート 10月6日

文 鈴木克己(JBSA東京)

BBQ&体験セーリングの報告を行います。

日時 2007年10月6日
集合 夢の島1時、出港10時20分、帰港12時15分、バーベキュー12時30分、散会16時40分
天候 晴れ、気温24度
風  北4?5
参加者32名(敬称略) 子供5人、女性9人、男性18人。
 田口さんの従妹&子供2人、児玉さんの孫3人、秋山、安達、池辺、児玉夫妻、小林夫妻、五月女、坂本、佐藤夫妻、田口夫妻、竹内、竹下、竹脇、二瓶、橋本、宮城、村井、中島、鈴木、
 招待 高橋美紗緒シェフ&旦那、青木(ピアノ)
体験協力艇  スパークリング・クラウド(児玉さん所有)
 体験乗船者 田口さんの従妹&子供2人、児玉さんの孫2人

心配していた天気も絶好のセーリング日和。風も4?5の北風。さわやかな秋風にトンボが頭上を超えて飛んで行った。
子供たちは艇に乗るや歓喜した声を上げてはしゃいでいいる。初めてライフジャケットを着せられた子供は不思議そうに眺めながら質問を浴びせかけてくる。東京湾へでる間も引き波がくると「わーぃ、大きい波だぁー」と歓声をあげる。
「おじちゃーん、前に行っていいー」、さぁ大変、二瓶さんの緊張が始まる。「船につかまって動くのだよ」、「手を離したら落ちるぞ」、「体を乗り出したら危ないよ、落ちても知らないぞ・・・・・」
湾へでて間もなくセールを観音に開いて南へ向けて帆走させる。
「ジャイブするから子供たちはキャビンに入りなぁ」、「どこぉー?」、「これー、つかまっていくのだよぉ」
安全を確かめてからジャイブしアビームで東進しディズニー沖に向かう。
「おじちゃーん、モー出ていいー?」子供たちはひと時としてじっとしていない。すぐデッキに上がり、バウで前方を見るのが好きなようだ。それにはタッキングやジャイブを繰り返さないですむコースの取り方が安全上大切なようだ。
11時30分を回ったのでマリーナに戻ることになった。
「これからバーベキューを食べに帰るから、船長の言うことをよく聞くんだぞぉ」、「ワァイ!」
子供たちの安全に注意しながら、ゆっくりとジャイブさせ艇を反転させアビームで帰途につく。
予定の12時15分、バースにもやいを取る。「ツイタヨォ、ワァィ」

アトリューム脇のバーベキュー会場の三つのコンロには、既に炭火が入れられていた。そして高橋シェフは今日の料理の準備に余念がない。また体験セーリングに行かなかった会員の皆さんが、食材調達から、会場設営、準備を一段落させ開会を待っていた。
12:45竹脇会長の挨拶で会は開かれた。「カンパァーィ!!」。
パチパチ、ジュゥー、パチパチ、ジュゥーと言う音が聞こえ肉の焼ける美味しそうなにおいがあたりに広がる。空腹を刺激するにおいだ。私も焼けた肉を皿に取ってもらい食べた。「ウーん、これは美味い」、腹の虫がクゥとひと泣きした。
椅子にかけるもの、炭火のそばに立つもの、日陰を求めるもの、2?3人集まっては、あちらこちらに談笑の輪が広がる。飲むほどに食べるほどに会話は弾みますます盛りあがる。
美味しいカレーがあると聞き皿に入れてもらう。わきにピザ風のパンが添えられていた。以前行ったことのあるインド風の食べ方だなと思い、用心してパンにつけて口に運ぶ。「カレー」は「カレェ(辛い)」の認識だった私が思わず「ウマァーイ」と口を突いてでて、もうひと皿おかわりしてしまった。高橋美紗緒シェフご馳走さまでした。
食に満たされ談笑を十分楽しんだ私は、ふと船でご一緒した田口君の従妹さんの娘さんのことを思い出していた。それは「夕べ寝しなに5年生の娘が「あした、バーベキューを人生ではじめて食べるの、楽しみだわ」と大変な喜びかただった」と聞いた一言だ。
彼女は今日のバーベキューをセーリングを十分楽しんでくれただろうか。そして5年生の思い出としてまたいつの日にか思い出してもらえればと願っている。ほかの子供たちも喜んでもらえたようだ。
日も西に傾きかけてきたので、バーベキューの火を落とし、会を終わりにした。

秋晴れに恵まれ、本当に楽しい会でした。この会を企画運営してくださった坂本さん、高橋さん、佐藤さん、二瓶さん はじめご協力くださった皆さんに心からお礼申しあげます。
そして食材調達から料理までしていただいた高橋シェフご夫妻には大変お世話になりました。私も野外で食べるバーベキューの美味しさは初めてでした。ありがとうございました。またいつの日にか開催できることを願っています。
朝からお集まりの皆さんご苦労さまでした。今日の熱気をこれからの活動につなぎましょう。

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