JBSA神奈川 2014年3月 湘南レースのレポート

JBSA東京支部の宇田川です。
湘南レースに参加したので、下記の通り報告をいたします。

日時:2014年3月2日(日)
参加者(敬称略):
サイテッド 大賀、安西、石田、中尾、小坂
ブラインド 小倉、宇田川
使用艇:ルミナス
コース:秋谷沖スタート → 南西沖ブイ(反時計回り) → 秋谷沖フィニッシュ

前日の雪の天気予報は無くなったものの、朝から小雨、7~8M(最大風速12Mぐらい)の風で、1・2月に続いて今月も中止かと思いながら、9時に三崎口に集合して、シーボニアに向かう。
すでに、大賀さん、安西さんがポンツーンで待機しており、すぐに乗船し、9時40分に小坂さんのティラーで出港。
エンジンを全開にして、10時30分のスタートに向けて頑張ったが、秋谷沖目前でエンジンストップ(波が高くエンジンが持ち上がって冷却がうまくできなかった模様)。
そのまま帆走でスタート地点に向かうが、すでにスタートは切られており、2分遅れでスタートラインを切る。

北北西の追い風で強風と高波のため、南西沖まではサイテッドが操船する方向で、ティラー石田さん、メイン安西さん、ジブ大賀さん・中尾さんでマークを目指す。
途中から霧がかかり、コンパスとGPSが便りの操船。
他の船は岸より二進路をとった模様であるが、視界も利かないことから、最短距離の進路230度でコンパスを頼りに進める。(GPSも途中から稼働せず。)
約1時間後南西沖にレース艇を発見マーク回航の準備に入り、11時40分回航。
タクティクスが良かったとみんなで満足。

しかし荒天は続き、安全第一に操船はサイテッドにそのままお願いして、ゴールを目指す。
久しぶりのタック時のヒールに声は出さないながらも手はいつの間にかライフジャケットのひもに触っていた事も。
南西沖から1時間、シーボニアに戻るかレースを続行するかの決断の時が来た。
スキッパー大賀さんのフィニッシュを目指そうとの一言で、全員一致であと1時間のレースに挑戦する。
メインを行っていた安西さんが腰痛になり大賀さんと交代し、石田さんとの巧みなコンビネーションで13時30分ゴールの本船を確認したが、ゴールラインが判別できず。
10分後判明し、2回のタックで、13時53分フィニッシュした。

そして、それから1時間後に無事にハーバーにつき、シーボニアさんが用意してくれていた豚汁のおもてなしを受けて、一同心と体を温めた。
約2時間30分の久しぶりに緊張したレースで疲れはしたものの、波乗りの仕方、メインの操作でヘルムスの操船が如何に楽になるか、など実感できた。

サイテッドの皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
次回太陽の下、さわやかな風でレースができることを祈念します。