浜名湖レポート 7月22日
※寄稿文に一部加筆
文 渡辺(JBSA浜名湖)
2007年7月22日(日)
本日はHYC(浜名湖ヨットクラブ)の活動として、地域のガールスカウトを招待しての体験クルージングがあるとのこと、朝早くからヤマハマリーナに向かったセラビーとスーパースターを追いかける形でJBSAの活動が始まりました。
午前9時45分、絶好のセーリング日和の中、富士マリーナを出港したコーラルリーフには、飯島さんの他、小塚さん、板倉さん、森崎さん、そして渡辺が乗り込み、一路ヤマハマリーナに向かいました。
始めは小塚さんなどの操船の下、船外機を動力に進み、メインとジブセールの準備が整ったところで随時帆走に切り替えていきました。西風を受けつつタックを繰返しながらおよそ1時間ほどでつぶて島付近の海面に達しました。そして、15?20艇程度のHYCのヨットに出会いました。その中には、ガールスカウトの子供たちを乗せたセラビーやスーパースターも含まれていて、すれ違いながら短い挨拶を交わしました。
コーラルリーフがHYCと合流した時間は、ちょうど模擬レースの直前だったようで、そのままコーラルリーフもレースに参加することにしました。メンバーは、ティラーが板倉さん、メインが森崎さん、ジブが何と渡辺、サイテッドが飯島さんでした。
スタートしてからつぶて島を回ってくるコースで30?40分程度の所要時間でした。レースとはいえ、どの艇もリラックスして絶好のセーリング日和を楽しんでいるように思えました。一応・・・、われわれの艇は12位でした。
12時半過ぎ、セラビーと艇を近づけて昼食となりました。
セラビーには、齋木さん、小笠原さん、名畑さん、尾関さん、戸口さん、それにガールスカウトの女の子2名、保護者の母親が1名乗り込んでいました。それぞれに昼食をとりながらも、子供たちは終始大はしゃぎで、艇の周囲で海水浴を始めていました。
そんな女の子の一人がコーラルリーフの船尾にしがみついてデッキに這い上がろうとしていてそれを手伝ってあげる機会がありました。小学校3年生ぐらいの女の子で最後には抱き上げてあげました。そんな時、このHYCの活動は、この子供たちにとって本当に素晴らしい経験の機会をプレゼントしているんだなとしみじみ感じました。
午後2時過ぎ、HYCの艇と分かれて帰途につきました。帰りは、風を後ろから受けながらの帆走でほぼ5ノットを保ちながら富士マリーナに向かいました。ちなみにメンバーは、ティラーは森崎さん、ジブが板倉さん、渡辺がメイン、飯島さんがサイテッドでした。途中からは、小塚さんにティラーをチェンジしました。
サイテッドが一人だけということで、飯島さんには大変なご苦労をおかけしてしまいましたが、渡辺にとっては、これまでの浜名湖での活動でも指折りのベストコンディションのセーリングと感じました。