あほうどり3周年パーティー

文 鈴木克己(JBSA東京)

日時  2007年5月26日 集合 夢の島10時
天候  快晴、気温28度
風   南風7.0?8.0
波高  1.0?1.5
参加者(敬称略)
 ゲスト(2名): 竹内秀馬(ヒデマ)さん、三枝(ミエ)さん(竹内誠さんの父上と妹さん)
 サイテット(8名)池辺、児玉、佐藤恵美、竹内誠、竹脇三香、二瓶、松崎、中島、
 ブラインド(4名)竹脇義果、村井、安達、鈴木
使用艇 あほうどり
 乗員(敬称略) 竹内秀馬さん、三枝さん、竹内誠、二瓶、竹脇、村井
協力艇 スパークリングクラウド(児玉さんの所有艇)
 乗員(敬称略) 児玉、池辺、松崎、安達、鈴木

今回は5月26日に東京夢の島マリーナで行いました「東京支部発足、あほうどり回航3周年パーティ」の模様を報告します。
JBSA東京支部の発足にさいし、竹内秀馬さんの愛艇「あほうどり」を譲り受け嵐の中を夢の島まで回航して以来この5月で3年を過ぎました。
 昨年の春にはセールも新調し、スピンも整え、艤装類の整備も行い、今年から月例のTYCレースに参加するまでになりました。これらは竹内秀馬さんのご厚意のおかげと感謝しております。
そこでこの機会に竹内秀馬さんを夢の島へご招待し、愛艇あほうどりとの再会セーリングをして頂きました。

予定の10時30分、2艇に分乗し出艇。空は雲一つない快晴。昨日のなごりか紅白の吹流し横一文字になびいている。
京葉線の下をくぐり河口から東京湾に出たところでスパークリングは第一発目のスプレイに見舞われる。スパクラのヘルムス安達さん、スキッパー児玉さん、ジブトリ松崎さん&池辺さん、メントリ鈴木。
ヒールが大きくなったのは風が8?9まで上げてきたのだろうか。「裏かぜーェ。引けーェ。すぐ戻せーェ」とスキッパーから頻繁に声が飛ぶ。その都度ヘルムスから「ウーン。ウーン」と力のこもった息遣いが感じられる。
あほうどりに目をやると、5月の風を帆一杯に受けてディズニー沖を目指して快走している。ヘルムス竹脇さん、スキッパー竹内さん?、メントリ村井さん?、ジブトリ二瓶さん?。その後竹内秀馬さんが昔にかえって舵を握り、帆を操って「あほうどり」との再会セーリングを楽しまれたと聞く。

12時55分セーリングを終えてバースへ戻る。「今日は海から珍しい東京の景色を見せてもらって、あほうどりを充分楽しませて貰えた」との言葉を頂いた。
オーナールームに全員移動し、13時30分安達さんの司会で3周年のパーティーが開かれる。
遠路のお越しを歓迎し、あほうどりの近況報告をしたのち、竹内秀馬さんからご挨拶を頂いた。「あほうどり」を綺麗に使っている事にお礼の言葉までいただき全員感激した。
つづいて3年前今治まで行った村井さんの乾杯で座は一段と盛り上がる。
今日のためにはるばる今治から持参くださった「秀馬さんお手製の地鶏の燻製」が皆の皿に配られた。この燻製には村井さんにとって忘れることのできない思い出がある。
クマノ灘で激しい嵐に遭遇し、「地鶏の燻製」を齧りながら全員で必死に恐怖と戦ったあの時の恐怖の記憶だ。それを知っていての心のこもった贈り物だった。
身近に海の大先輩の話を聞ける幸せにしたり、話は尽きない。

最後に竹脇さんから遠路の来訪にお礼を述べ、再会を願いつつ、15時20分お開きにした。
全員が駐車場で見送った。「いつまでもお元気で。またいつの日にかお会いしましょう。」。
天気にも恵まれ、あほうどりにも乗ってもらえて、きっと喜んで頂けたことと思う。

参加してくださった多くの会員の皆さん、ありがとうございました。
セーリングに協力いただいた皆さん、企画運営にいろいろとご意見を頂いた児玉さん、竹内秀馬さんのコーヒー好きを知っていて土産品を準備してくださった竹脇三香さん、そしてパーティーの準備から会計に至るまで一人でお引き受けくださった佐藤恵美さん、中島さんに深くお礼申しあげます。
皆さんのご支援で無事大役を果すことができました。今回の企画を担当した安達と鈴木から改めて感謝を述べさせていただきます。ありがとうございました。

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