活動報告 JBSA東海 2024年11月16日 定期活動
東海支部の森崎です。11月16日(土)の活動報告をします。
日時:令和6年11月16日(土)10:00~16:00
参加者及び配艇(敬称略)
シップマン
城田、柳川、池谷、森田、
ゲスト:玉木(全盲)、天池(晴眼)、工藤(晴眼)
天気:曇りのち雨
風:1~5メートル、東~北東
活動内容:体験クルージング
3名のゲストを招いての活動となりました。工藤さんはベテランセイラーで、浜名湖や三河湾で幅広く活動されています。玉木さんと天池さんは2回目の体験で、富士マリーナデビューです。
午前は1~2メートルの微風で、天池さんが舵を取りました。主にランニングでつぶて島の方に向かいました。最初は陸の山やビルなどを目標に舵を押したり引いたり、あっという間にマスターされました。次はテルテールの見方です。工藤さんや柳川さんのアドバイスのもと、理想の風の流れを理解し、これもまたすぐに安定して走らせることができました。スゴイ!
続いては玉木さんです。風が少し上がり3~4メートルの中、艇の傾きや風の強さなど、感じることを声に出しながら、2回目とは思えない操船でした。三河湾での体験をよく憶えておられ、「ラフ・ベアー」という言葉を声に出しながらとても楽しそうでした。その明るさと陽気さに艇内は終始大笑いでした。
工藤さんはヒールの変化を風の強弱や人の移動などを踏まえてアドバイスされていました。とても分かりやすい説明で、見えないことへの理解の深さに感心しました。
次は森崎です。玉木さんとは異なり、舵を握ると無口になってしまい、艇内は静寂に包まれてしまいました。あまりにも対照的な雰囲気に何とも言えないやりづらさがありました。それでも経験者としていいところを見せようと集中しましたが、やはり風に合わせるのは難しい。蛇行を繰り返しました。やばい!あっという間に、玉木さんに追い越されてしまう。そんな危機感を覚えることとなりました。
途中で小雨が降ってきたものの、微風から5メートル程の風のセーリングができて良かったです。笑いが絶えない一日となりました。(おわり)
報告書作成:森崎繁樹