2010年2月 JBSA東京 セーリングレポート
岩下@東京支部です。
2月20日の東京支部セーリング報告です。
当日の参加者はサイティドが小柴、児玉、ブラインドは宇田川、岩下の計4人でした。
全員、前日の総会と懇親会(小柴さんだけ後半別件)参加者でしたが、集合時間の9時半までには全員新木場駅に集まりました。
天候はくもり。前回2月6日より一層厳しい寒さで、体感気温は5度?でした。風向きのせいか桟橋に向かう途中、いつも以上に磯の香りが強く感じられました。ちなみに、東京湾交通情報センターの気象速報では北北西の風2メートル、北風 6メートル、北北東の風7メートル、気圧は1022ヘクトパスカル、視程8000メートル、気温6度でした。
「煙ってはいるけれど、東京スカイツリーが見えます」と小柴さんが教えてくれました。
マリーナではバッテリー切れでエンジンがかからず、児玉さんのヨット仲間が助けてくれたおかげで何とか無事に出港できました。
10時15分。出港後、間もなく左舷にYCCの「ベガ」とすれ違いました。昨日、レースがあったようです。周辺海域では、ディンギーのレースをやっていたとのことです。
東京ディズニーシー方面へ向かいましたが、「OBP?を迂回して進みます」と児玉さんが説明しました。帰宅後、ネットで検索しましたが、この「OBP」という用語は見当たりませんでした。アサリ掘りをするような浅瀬のことで、ヨットが近づけない海域だそうです。
聞き間違えたのかもしれないので次回、児玉さんに確認します。
4人しかいなかったため、やや忙しいセーリングでしたが、おかげで僕にも作業が回ってきました。小柴さんに教わったのは、「クリートにジブシートを巻きつけるときは1回回すだけでよい」ということです。もう一つの発見は、クリートが左右両舷にあるということでした。
時間があるときは、ブラインドは艇内を触って観察する(触察)べきだと感じました。
今回は、試しに静岡県立大学の石川先生が開発したiPhone用の音声アプリ「ボイスコンパス」を持って行きました。艇の進行方向(方位)に加えて、「2.4m/s(毎秒)」などと音声読み上げで速度も分かったのでおもしろかったです。緯度経度も測定できますが、数値で言われても分かりませんから(笑)。
ただし、一昨日の総会で竹脇さんが要望していた艇の角度は分かりません。
<今回のキーワード>
・アパレントウインド 見かけの風のことで、トゥルーウインドに対する言葉。アビームと言っても、正確に90度の横風ではないからでしょうか?
・シバー セールの裏側に風が入ることで、バタバタ音がするのでブラインドには分かり易い。
・スターボードタック 左舷にセールを出す走り方
小柴、児玉両氏のアドバイスで耳に残ったのは「正面からの風を感じること」でした。
また「5度落として」と言われたときにどのように「5度」を把握するかが課題だと感じました。
強烈な寒さでやむなく1時半には、機帆走で帰港しましたが、帰港後にライフジャケットの着方やオイルスキンやデッキシューズについて教わりました。3月のボートショーでは安価な出物があるというので楽しみです。