活動報告 JBSA東京 2024年3月24日 TYCレース第1戦
【活動日】2024年3月24日
【活動名】TYCレース第1戦:オープニングレガッタ
【活動種別】レース関連事業
【担当支部】東京支部
【使用艇】あほうどり
【参加者数】会員数:7名、体験者数:0、その他参加者数:0
【参加者ブラインド】小倉恵子、金子聡、殿垣内大介
【参加者サイテッド】堀江正明、谷下田忠、小柴修、副田和美
【天気】晴れのち曇り
【気温】15度
【風速】1.5から1ノット
【航行時間】5時間37分
【航行距離】25.62キロメートル
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■ 連絡事項
・燃料は残り5分の2
・ポリタンクは1つ空
以下、金子さんの感想—————————
腕を上げるならレース参戦。
入会3年目の僕がみにしみて感じていることだ。
ヨットを始めた時、オートバイに似ているな、と感じた。
操縦する楽しさ、無駄を省いた機能美、そして速く走ることの探究・・・。
僕は目が見えていた時、オートバイが酒や女性より好きだったので、
ほぼ40年ぶりに、男の醍醐味を取り戻した感じであった。
そんな僕が、レースに浸れる幸せ、今人生の絶頂期を迎えているのかもしれない。
第1戦、オープニングレガッタは、美風の中の緊張感あふれるスリリングな展開であった。
僅かなミスが大きな差となる我慢比べ、こんな緊張感と集中を強いられる体験が他にあれこれあるだろうか。
耳を澄ませて、そ全てに集中しているからこそ、げたさんや小柴先輩のブラックジョークが心に響く。
静粛の中の混乱、動揺、高揚、開放感。
まるで2時間余りの濃厚なドキュメンタリー映画を観てるみたいだ。
にやにやしながらレースを振り返りつつ飲むウィスキーソーダ、最高!
船上で飲むのもよいけれど、目一杯走らせて失敗して褒められて干物屋で反省会して、自分がちょっとずつだけど上手くなってるはず!と思えるのがtycレース参加だ。
経験のあるなし関係なし、経験するために参加するレースなのだから。
僕以降の新人さんの参戦表明を待っている。
報告者:金子聡
以上—————————
以下、小倉さんと堀江さんの感想—————————
TYCレースオープニングレガッタの感想
スタートのカウントダウンから、艇速をつけて風に合わせていくまでの緊張感。微風でも強風でもこの緊張感は同じです。
今回のレースは微風から超微風という不安定な風との戦いでした。
本部船寄りのスタートをバッチリ決めたあほうどりは、わずかな風も逃さないコース取りで、止まることなく前進します。風は右方向へと振れて方上り。10分あとにスタートしたレースA、レースBクラスが、追いつき追い越し、ここは我慢のブランケット。
上マーク回航後はさらに微風。ふわりと感じた風が逃げていきます。
2レグではフリーでの舵が難しく練習不足を痛感。
練習といえば、余談ですが、今年のTYCレースの練習会は、全日本の練習などを考慮してまだ予定しておりません。いきなり練習会があるかもしれませんので、よろしく!
そんな練習不足の不安定なヘルムスでも、あほうどりは少しずつ前進します。3レグの途中で聞いたコース短縮フラッグ発見の声に、内心ほっ。
実はレース終了後に知ったのですが、このコース短縮はVHF無線機で各艇に連絡されました。でもあほうどりには残念ながらこの無線機はありません。
レースだけではなく、定期活動などの場合でも緊急通信ツールとして、ここからの情報が必要な場面もあるかもしれません。
今回のレースではこの国際VHFがあったらいいなあと、その必要性を改めて感じました。
コース短縮で終わりが見えたあほうどり。
みんなが聞いたフィニッシュのホーンは、2時間15分間の気の抜けないレースからの解放でした。お疲れ様でした。
以下はスキッパーの堀江さんから送られたリザルトです。
分かりやすく記述してありますのでお楽しみください。
報告者:小倉恵子
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8艇中2位でした。
・風向(60°~260°)、風速(0.5~4Kt)
・1位は尾長鮫(30分以上前にフィニッシュ、修正でも約12分差)
・3位はメンフィス(13分前にフィニッシュ、修正では約5分差で勝利)
・4,5位はラジョラとエニシンググース(10分後、20分後にフィニッシュ:どちらもハイレーター)
・アナイスとハルシオンはDNS(多分スタート後4分間にスタートできなかったと思われる:リコールではない)
・クリスタルタンゴはリタイア
通常ではレースは行わないか、ノーレースのコンディションですが、昨日のコンディションでやるということは、TYCは少しでも風があればレースは実施するという方針ということです。
お伝えした通り大切なのは以下の点です。
・スタートライン近くから離れずに、定刻にスタートできるようにコントロール
・とにかく艇速を止めないことを最優先に船を走らせる(角度は気にしない)
報告者:堀江正明