2010年8月 JBSA東京 保田レースのレポート

こんにちは東京支部の安達文洋です。

猛暑が続いていますが、お変わりありませんか?
湯川さんの21日の回航報告に続いて保田レースについて報告します。

日時: 8月22日(日)
参加者: 6名(敬称略)
サイテッド: 児玉 橋本 小柴 谷下田
ブラインド 湯川 安達
使用艇: 「あほうどり」

午前4時起床。今年のスタートラインはいつもより2マイルほど沖になった為、早めに海面へ。
しかし、例年よりも参加艇が少ないような感じがする。
午前6時、参加33隻が一斉にスタート。
天気予報によれば南西の風3~4メートル、10時まで下げ潮との事で、児玉さんからスタート前に「スタートしたら直ぐにスピンを出そう」と号令がかかる。
その判断が見事に当たり、上位グループにつけた。確かに前方にはスバル座カップのクルーザーグループで優勝の佐藤さん所有の「ファーストワン」が見えて、「何とかついて行こう」と皆の心が高まる。
上位グループは沖だし、そして殆どの艇が千葉県側の陸地に沿って走っているようで、その地域は風が無いようだ。

児玉さんがフォアガイの出し入れを湯川さんにこまめに指示、そして小柴さんがスピンに合わせるようにメインシートを見事にコントロール。
バウでは谷下田さんが児玉さんと海面方向を確認しながらそしてスピンの張り具合をこまめにチェック。
一方、ジャストスタートを切った橋本さんのティラ操作もバッチリ。
「あほうどり」も気持ちよくスイスイと海面を滑る。

第1海塁を1時間半ほどで通過。
今まで経験した事の無いほどの速さである。
しかし、この辺りから後ろにいた艇が迫り、抜き去って行く。
いつの間にか海ほたるの辺りでは、後を見ても殆ど艇がいない。
あんなに上手い走りをしていたのにどうして?
あら、不思議!

でも、ディズニー沖のゴールには11時13分に入った。
なんと約5時間13分は今までのベスト。
結局、クルーザーbクラスには11艇が参加、「あほうどり」は順位で10着、修正で6位でした。
今回はスタートしてからゴールまで、ジブを出さず、スピンだけで帆走。
この判断をした児玉さん、素晴らしかったです。

炎天下、皆さん、前日の回航から本当にお疲れ様でした。
そして、良い経験をさせていただき、有難う御座いました。