2010年8月 JBSA東京 定期練習のレポート
2年目で無謀にも全日本にチャレンジしようとしている東京支部の宇田川です。
東京支部の練習報告をいたします。
日時:8月7日(土曜) 夢の島 9:40全員集合
天候:快晴、34度、南の風10~12m
参加者(敬称略)
サイテッド3名:橋本、小柴、谷下田
ブラインド3名:安達、宮城、宇田川
使用艇:あほうどり
クラブハウスを出ると立秋というのに、凄い暑さ、お彼岸までは、続くのか。そして、イエローフラッグが出ているぐらいの強い風。
「スプレーは覚悟した方が良いね。」と言いながらT-26バースへ向かいました。
エンジンのメインスイッチがオンになっていたため、うまく起動するか心配でしたが、どうにか作動し、
10時10分東京湾へ向かいました。
11時メインセールを揚げ、風が強いため、ジブセールなしで、練習開始。宇田川がティラーをとり、クローズホールドで風を感じながら、進めるが、いつもと違う感じ。ジブセールの威力を考えていたら、ジブを揚げうというスキッパーの声。
私の腕で平気かなぁと思いながらも、冷静さを保つ。
そして、ジブセールが揚がると凄いヒール。エクステンションを取って、デッキの上へ。そして、タックを行って、スターボードにし、いよいよ本日の課題であるマーク回航へ。
本船を上マークに想定して、800メートルから本船との距離と角度が告げられた。
目標が本船だけに大回りをしての練習であるが、13時の方向から、12時、11時となり、徐々にメインセールを引き込みながら、下に回航していく操船は、緊張の絶頂。
9時の方向が告げられて、成功との一声で、ホットした。
定期練習で、マーク回航の練習をしたのは、ここ1年私が参加した練習では、初めてである。
ティラーとメイントリマーのコラボレーションは、操船の楽しみを一段と増すものと感じました。
メイントリマーをあまりやっていないブラインドにとっては、今後大いに練習に取り入れて行ってもらいたいと思いました。
そして、いよいよ昼食。1時間以上ティラーを握ったのは、初めての私にとっては、本当に待ち遠しい時間となりました。
そして、宮城さんの奥さんのウィンナーに加えて、谷下田さんがご自身の農園で作られたトマト、そして、ホットドッグならぬクールドッグを楽しませてくださいました。
宮城さん、谷下田さんありがとうございました。
昼食の間は、橋本さんが、いつの間にか下に回されていて、午後は、安達さんがティラーを取り、上に向けてクローズホールド、アビームなどをいとも簡単に操船されていました。
午後3時ハーバーへ向かいました。宮城さんのティラーの順番でしたが、私に譲ってくださり、私は、図図しくもお言葉に甘えて、ティラーを握り、ランニングの練習をさせていただきました。
3時30分ハーバーに着き、朝の予想通り洗礼を受けたスプレーで塩だらけの体をシャワーで落とし、帰路に着きました。
サイテッドの皆様、ありがとうございました。
追伸:
本日のマーク回航のあとに出た話ですが、ブラインドももっと船の艤装をを知らないといけないよね。
そのためには、出航する前に、メインシート、ジブシート、トラベラーなどを実際にタッチして、勉強するカリキュラムを入れるのが良いのでは、という意見がありました。
スキッパーの皆様、ご検討をお願いいたします。