2010年7月 JBSA東京 定期練習のレポート

皆さん、こんにちは、久々に東京の鈴木がセーリング報告を行います。

日時: 7月18日(日曜)、夢の島9:40全員集合
天候: 快晴、34度、南の風7~8m、波:0.5~1.0mうねりを伴う。
参加者(敬称略)
サイテッド3名: 橋本、小柴、谷下田
ブラインド5名: 安達、内村、宇田川、湯川、鈴木
使用艇: あほうどり

クラブハウスを出ると夏の太陽がジリジリと焼き尽くす勢い。既に32度を超えているようだ。
「今日はよく焼けるよ」と言いながらT-26バースへ向かう。
屋上の吹流しは横になびいている。練習には絶好のコンデションのようだ。港内は無風状態。
10:10、少し早いが準備が整ったので出向。いつもの通り機走で東京湾に向かう。
先月船底整備を済ませたばかりの「あほうどり」。エンジン音も軽く水を切って船足は軽い。暫らくぶりの乗艇に私の心も弾む。
河口を出たあたりで右舷前方から第一発目のスプレーを浴びる。気合を入れてやれとの警告か?。
11時方向ではディンギー数艇が練習にいそしんでいる。スバルザカップは既に海ほたるへ向かってスタートした後のようだった。

セールを揚げるので「あほうどり」を風に立ててセールタイを解きハリヤードを引きにかかる。30cmほど引いたところで何かを噛んだように動かなくなる。
マストのところにいた小柴さんと谷下田さんから「アッ! レールが曲がって盛り上がっている!」
「アッ! セールが外れている!」
「これじゃ、修理しなければ?」との声が上がる。
スキッパーの橋本さんから「マリーナに戻って修理して、出なおそう」との一声でバースへ引き返すことになった。

見せてもらうと、マストとメインセールを繋ぎレールの中を上下する部品の3番4番が外れ5番目がレールから突き出て動かなくなっていた。
30分ほどで修理と作動確認が終わったので再度東京湾に向かう。
昼食は機走しながら摂る。風は相変わらず7~8㍍、スプレーも気にならなくなり、握り飯には程よい塩味と談笑しながら沖に出た。

早速セールを揚げ練習に入る。ティラー内村さん、メイントリマー宇田川さん。
ジブセールは使わなかったので、鈴木はバウデッキで終日ジェットコースター気分に浸る。
うねりも次第に大きさを増してきたのか、大波を浴びること数度。波を浴びては太陽で乾かしていたら、帰港するまでには全身に天然の塩が溜まってしまった。
スバルザカップの艇も帰途についていたので、あほうどりも後を追うようにタッキングして帰港の途に着いた。

今日は、久しぶりに潮風と塩水を浴びて、世俗を離れ皆さんと談笑し、夏を満喫できこの上ない幸福感に浸らせてもらった。
サイテッドの皆さんありがとうございました。参加された皆さんお疲れ様でした。
それでは、また洋上でお会いしましょう。