活動報告 JBSA東京 2023年4月1日 任意活動(グループ活動)
活動報告 JBSA東京 2023年4月1日 任意活動
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【活動日】2023年4月1日土曜日
【参加者】7名(順不同敬称略)
ブラインド:小倉,菊池,金子,殿垣内,佐藤
サイテッド:古庄,副田
【使用艇】あほうどり(夢の島マリーナ)
【天気】晴れのち曇り
【気温】18℃
【風速】1から5メートル
【航行時間】10時40分出港15時42分帰港(5時間2分)
【航行距離】約29.42キロメートル
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【連絡事項】
●出港前ビルジウォーターバケツ2杯分以上
●雨漏りだけではない可能性
●現状だと週に1回見に来ないといけないため対応必要
●明日燃料補充
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【活動の様子】
東京支部の佐藤です。ご報告させていただきます。
今回のテーマは”精鋭”です。
いつものように新木場の駅前集合場所に集まると、桜の木が満開から少し花びらが落ちたかな、という春らしい陽気になりました。シャトルバスの運行も再開し、これはセーリングの季節、イケイケのムードでございます。
今日の活動は任意ということもあり各レースチーム精鋭のブラインドと実力サイテッドのメンバーが集まっております。私は全くの素人なのでついていけるか心配でした。
出港は副田さんの機走。バウのウオッチは古庄さん。天気も風も最高で心配事はもうなくなっていました。
沖からすぐセーリング開始。ティラー操作が、菊池さん金子さん殿垣内さんと次々と変わっていきました。手に伝わる感触を楽しんでいる様子です。一方、私といえばは古庄さんから頂いたビーフジャーキーを食べながら「今日こそはのんびりだなぁ〜」なんて、甘く思っていました。やはり、そこは精鋭集団、許されるものではございません。皆さんから声かけられジャーキーをほうばりティラーを握りました。握ってすぐ風がなくなり海面も凪の状態。しばらく休憩を取ることになりました。
30分ほど経過すると古庄さんの予告通り再び風が吹き始めました。私は殿垣内さんからメインシート引き続き教えていただきました。ジャイブのメインシート方法です。ワイルドジャイブしないように自身の操作で対側にブームを移動させます。突風の時はシートを強く引くなど、安全にジャイビングすることを教えていただきました。
その後、再びティラーを握らせていただいたのですが、風が強くなりレースモードに。皆さんが得意とするところです。仮想マークまでタック&ジャイブが始まりました。私はツッた右足筋肉に耐えきれず小倉さんにティラーをバトンタッチ。
瞬間、それは精鋭チームの始まりを意味していました。名付けて、「チーム:エイプリルフール。」夢のコラボです。
スキッパー、菊地さん、殿垣内さん。
ヘルムズパーソン、小倉さん。
メインセールトリマー、金子さん。
ジブセールトリマー、古庄さん、副田さん。
ヨットがこれほど操れるものなのかっと、驚愕しました。皆さんの息もピッタリ。まさに!踊る大操作船なのです。そうです、風は現場で吹いているのです。そこでタイムアップ。観音開きでジブシートをコントロールし港に戻りました。
今年もTYCレース参加など積極的に取り組む意欲があります。アルバ、ベガス、どんどん。チームの活動が軸になっていることも実感しました。とても激しいセーリングでしたが、船を操る楽しさを肌で感じることができました。ありがとうございます。お疲れ様でした。
今回はアフターセーリングのことも少し触れさせていただきます。(参加できなかった方すみません。)
新木場の焼肉屋さん、いつもありがとうございます。会話の中から思ったことをお話します。視覚障害者というのはとにかく社会的な疎外感や理解されにくいことが多くあります。しかしながら今日集まったメンバーはそれに屈することもなく希望に満ち溢れています。例えばセーリングで日本一いや世界一を目指す方がいたり。講演会の講師の先生がいたり。外国に積極的な旅行する方がいたり。会社で優秀な成績を納め社長賞授与されたり…と。とても活動的な方が集まっております。そしてその希望や夢、活動を支えてくださる方がいます。私的には圧倒されることばかりですが、その中の一員であることを誇りに思っております。セーリングをとおして世界が広がるということは素晴らしいことだなぁと思うことができました。(飲みの席のギリギリの記憶です。)ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。