活動報告 JBSA東京 2023年3月12日 任意活動(TYCレース練習会)

活動報告 JBSA東京 2023年3月12日 TYCレース練習会
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【活動日】2023年3月12日日曜日
【参加者】6名(順不同敬称略)
ブラインド:小倉,水田,殿垣内
サイテッド:児玉,副田,永井
【使用艇】あほうどり(夢の島マリーナ)
【天気】曇り時々晴れ
【気温】15℃
【風速】1から3メートル
【航行時間】10時10分出港 15時15分帰港(5時間5分)
【航行距離】約23.56キロメートル
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【連絡事項】
● 事前に永井さん作業内容
・バテンポケット補強シール剥離のリペア
・ロワー・シュラウドのターンバックルを10回締める
・フェンダーの空気
・ブーム側2つのメインブロックをシャックルやロープで並びが崩れないよう固定
・T26バースのポンツーン先端腐食による踏み抜きの可能性からマリーナに修繕を依頼
・新しいセールのマスト側リーフの穴がブームのフックの位置と合わない問題についてリングとロープで荒天時でも簡単にかけられる装具を作成
・レース練習用にアンカーロープの長さ自動調節機能付き小型ブイを作成(旗は副田さん作成)
・小型ブイはコックピットスタボーに収納
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【活動の様子】

10年以上参加していない可能性のある東京ヨットクラブレースへの参戦に向け、東京支部のレース担当や関係者は、事前準備にかなりの時間と労力をかけてくださった。
JBSAの事務や運営をおこなっている人々は、皆、仕事や生活がある中で、ブラインドセーリングの維持・発展のため、26年以上前から、ずっと尽力してくださっている。

来週19日のオープニング戦のための練習は、今回1回きり。小倉さんと児玉さんは、全日本で「チームどんどん」として組まれているが、そえださん、水田さん、永井さん、とのがいちは、チームで使用する用語や情報伝達のタイミングなどがわからない。
そこでまず、マリーナのアトリウムで簡単なミーティング。用語とタイミングの確認をする。

今回は時間が限られているので、マークを設置後、スタートマニューバリングからゴールまでの通し練習を何度かすることとなった。

風速はほとんどない状態から、あってもせいぜい3メートル程度の中での微風練習。
ディズニーランド沖で、本部艇となるマークとアウターマークを約40メートルほどあけて設置。

ヘルムスは小倉さん、メインはとのがいち、ポート側ジブは児玉さん、スタボー側ジブは水田さん、情報提供とジブセール返しのバウマンは永井さん、タイマー係とその他サポートはそえださんで練習開始。

3分前からカウントダウンしながら、ジャストタイムでのスタートポジションを探る。そえださんの20秒前というカウントと、永井さんのスタートラインまで10メートルなどという情報を聞きながら、飛び出してしまわないようメインセールをコントロール。

1回目は3秒遅れぐらいでスタート。微風の中で、はじめてのメンバー構成にしては良いスタートが切れたのかなと私は思った。

タックでのぼり、ポートアプローチからの上マーク回航、くだりで観音の真ラン、ジャイブ、下マーク侵入航路をスターボードタックで修正してからの回航などを一通り数回。

微風だったので、落ち着いて皆ゆっくりできたが、当日風が強かったらどうなるか心配。さらには、他の艇との関係もあるのだからと、練習不足は不安や緊張につながる。

レース練習に初めて参加の水田さんには、スタートマニューバリングの際に、スタートラインがどこにあるかを想像してもらい、自艇の位置を認識してもらう。また、レース練習以外のときには、ティラーをとってもらったが、最後は風が完全になくなり、潮に流されたあほうどりはバックをしはじめたので、エンジンをかけて帰港。

帰港後、マークやあほうどりを永井さんが水洗いしてくださり終了した。

そういえば、お昼頃に、児玉さんの後輩のかたのヨットがあほうどりに来てくれて、冷えた飲み物などをボートフックごと、並走しながらセドリでいただいた。

来週は本番。9時に艇長会議、10時55分予告信号のため、あほうどりは、かなり全速力でレース海面へ向かわないと間に合わない。そのため、9時にはゲストバース付近で、児玉さんをピックアップできるようにする作戦。
また、少しでも軽くするために、古いセールなどはポンツーンへ置いていくこととなった。
現時点で参加者は8名と、すでにヘビー級の船だが、ヨットへの熱い思いも何キログラムか載せて、とにかくあほうどりはTYCレースに復帰する。

報告書作成;殿垣内大介