2010年6月 JBSA東京 定期練習のレポート
東京支部の内村です。
5月5日(土)アホウドリのセーリング練習報告です。
参加者はサイテット、橋本、小柴、ブラインドは湯川、宮城、安達、宇田川、内村の計7人でした。
天候は曇りから快晴。気温もぐんぐん上昇し雨の予報は見事に外れてくれました9時30分に新木場駅に全員集合し、夢の島に向かいました。
10時に乗艇手続きを済ませ、10時15分にアホウドリはハーバーを出ました。
雲行きが怪しく、雨対策をしての乗艇でしたが、水しぶきからの防御役に代わりました。
新人セーラーのために、セールのしくみと風の関係を説明してもらいました。「ウーン納得」次回も聞かなくては!
メインセールとジブセールの関係も何となく理解できたようでヨットマンの気分を味わいました。
まさか、メインよりもジブセールのほうが大きいとは、アホウドリ号に乗って2年何を見ていたのやら「ブラインドはおそろしい」
しかし、今年のブラインドは違います。沖へ向かう間メイントリマーの学習に集中し無駄口は言いません。
そうですよね安達理事長!「シスコの時差ぼけのママでいてください」
いよいよ、エンジンを止めてティラーをを握り練習セーリングの開始です。
宮城さんがティラーを握り、かなり手応えのある風に翻弄されながらも楽しんでいたようです。
「ヨットは乗ってみないとわからない」と人生訓を聞かせてくれました。
次に、風を呼ぶ男宇田川さんの登場です。
風はなお強くなりスピードがぐんぐん上がってきました。
今までにないヒールを体験させていただきました。
しかし、宇田川さんは確実に腕を上げてきました。ティラー操作も落ち着いてきてゆとりがあるように感じられました。
道場破りならぬ、海上荒しの秘密特訓の成果でしょう。
負けられません頑張らなくては!
風が落ち着いてきたところで少し早目の昼食になりました。
おいしいウィンナーの予感です。「キミは人数に入ってないよ」と冷たい言葉に一瞬暗雲が。
やっぱり、幸子さんは偉いお方です。ありました私の分も「ごちそうさまでした」
午後の練習再開は内村からティラーを握ります。
午前の風は、どこにやら。おとなしくなった風に挑みます。
ティラーを押しても引いても手応えがありません。
本当に進んでいるのやら不安で、雨乞いならぬ風よ吹けと念じます。
静かなのは海面ばかりかと思えばコックピットも人の気配がしません。
船底をデッキシューズでたぐってみると何やら何対かの塊を発見。
海も平和のはずです。風神様と雷神様が仲良くお休みです。
永遠の眠りはかわいそうなので、一蹴り二蹴りしましたがびくともしません。
私も魔力に誘われて、湯川さんにヘルムスを代わっていただきお休みなさいとなりました。
神々のお目覚めが風をよび、猛々しいセーリングを展開中でした。
またまた、ヘルムスを内村に変わってもらいじゃじゃ馬ならしを披露しようかと気合十分でしたがテンペストにはかないません。
わずかにティラーを動かしただけでヨットは蛇行し、言うことを聞いてくれません。
15時30分そろそろ時間となり、エンジンを全開にしてハーバーを目指しました。
ところで、安達さんはビーフジャーキーを届けにきたのですかね?
ナショナルチームですから!
ということでアホウドリは、セールをしまい、マリーナを目指して舵を進めることになりました。
16時00分 無事に帰港することができました。
サイテットの橋本さん、小柴さん、本当にお世話になりました。
以上で報告を終わります。
ゴーストライター内村でした。