活動報告 JBSA神奈川 2023年2月12日 定期活動

2月12日に行われました神奈川支部の活動を報告いたします。

日時       1月12日10時~16時
場所       久里浜―保田―久里浜
使用艇   ナウシカ
風向及び風力
午前北の風風速2~3m
午後       南西の風 風速5~7m
参加者(敬称略)
ブラインド          飯塚、斉藤、とのがいち、菊池、竹内、大塚
サイテッド          中尾、荒木、そえだ、安西、野村、山内

今回のクルーズは、千葉県保田((ほた)へのランチクルーズ。
ほとんど無風の状態で出向し、機帆走で保田へと向かった。しばらくすると少し風が出てきたためジェノアをはらませることに。
荒木さんらベテランの指導の下、そえださんがジェノアを担当。
ジェノアの難しさを見ながら保田へ到着。


保田で食事をしたのち帰路へ。
帰りは良い風とそえださんの巧みなジェノアさばきで最高時速は8ノットを記録。行きには2時間かかっていた工程を1時間と少しで久里浜へ。16時には解散となった。

本日のグルメ
保田入稿前に前菜として荒木さんお手製の逸品をいただいた。
はつの燻製:5日間ソミュール液(塩水)につけたはつ(豚の心臓)をしおぬきしたものを二時間60℃で加熱。その後燻製に。
低温での加熱処理が肉の柔らかさと、はつのコリコリ感を両立、独特の食感を生み出す。
5日間に及ぶソミュール液への浸漬でしっかりと味がしみこみながらも塩抜きをしているため塩辛過ぎず絶妙な塩加減を作り出している。
また、煙でいぶされた香りが食欲をそそる。
塩というシンプルな味付けと、時間をかけた調理により素材のうまみを最大限に引き出した逸品。

干し大根の山椒醤油漬け: 三浦で育った大根を細く切りかんそうさせたものを山椒と醤油につけたもの。
三浦半島の寒風が大根のうまみを凝縮。
パリパリとした食感に、凝集された大根のうまみ。、そこに山椒がピリッとアクセントを加える。
三浦のこの季節ならではの逸品。

昆布のポン酢漬け: 猿渡産からいただいたゆずで作ったポン酢に昆布おつけ込んだもの。
生のゆずから作ったポン酢でしか味わえない酸味と香りが昆布のうまみを引き出す。猿渡産と荒木さんのコラボが生み出した奇跡の逸品。
いずれもここでしか食せない逸品ばかり。残念なのは人数が多いため、遠慮してしまったこと。食レポを書きながらその味を思い出し、遠慮なんかするのではなかったと後悔の念が沸き起こる。皆さんも絶対に遠慮してはいけません。二度とその味に出会えないかもしれませんよ。

保田での食事は保田の漁協が経営する番屋でとることに。2月という季節にもかかわらず、広い店舗は満席。
私は海鮮丼をいただいたが、季節外れの混雑もその味で納得。
丁度良い感じにつけられた魚の切り身、いかにも新鮮な魚たち。さすがは漁協の経営する食事処。味もボリュームも大満足である。

ところで、番屋の看板メニューはイカのかき揚げとのこと。サクサクとした食感にタマネギの甘さと、新鮮なイカのうまみがあふれ出る。是非食べてほしい逸品。
ただし、そのボリュームに要注意。一皿に大きなかき揚げが4枚ものっている。数人で分けて食するのがおすすめ。
ところが、竹内さんと殿垣内さんは、なんと一人でその量を完食。その若さにびっくり。
私はお土産に1皿分購入し、家族みんなでうどんに1枚ずついれ、おいしくいただきました。
私には、1枚くらいが丁度良い量でした。
番屋では新鮮なお魚を食べ、かき揚げはお土産で持って帰るのがお勧めかも。

おいしいクルーズを規格していただいた中尾さん、そしてJBSAの活動に協力していただいたオーナーの皆様ありがとうございました。
また、ナウシカオーナーより、ウィンチハンドルをなくしたあほうどりにウィンチハンドルをいただきました。大切に利用させていただきます。ありがとうございました。

大塚