2014年2月 JBSA東京 定期練習のレポート
2月2日(日)の東京支部の活動報告です。
・参加者(敬称略)
サイデッド 橋本、谷下田、小柴、三場
ブラインド 湯川 (計5名)
・ 天候:曇り一時小雨
風向:NNE~N~SE
風速:毎秒1.4~2.1メートル
・活動記録
10:06 出艇
10:35 メインセールをアップし機帆走するも、海面は鏡の如し。
10:55 エンジン停止。ほぼadrift状態となる。
11:55 タンカーの航路を避けて4分間機走した後、再び漂流状態に。
12:28 ディズニー・シー沖を漂う。
12:45 微かな陽光とともに微風出現し、極く緩やかに帆走するも、寒気と暖気の鬩ぎ合いによる激しい気温の上昇・下降の反覆の中、再び無風に近い状態になる。
14:00 エンジン スタートしマリーナに向かう
14:33 メインセイル ダウン
15:15 着艇
ここ暫く、週末になると風速が上がり気味の天候が続いていたが、本日は北からの寒気と南からの暖気が鬩ぎ合いながら
無風状態が支配的。
そして僅か1名参加のブラインドに対し、サイテドの猛者4名の参加を得て、勿体ないような、恐れ多いような、否、やや
恐ろしいような雰囲気で勇躍出艇。
しかし、猛者の揃い踏みに風も恐れをなしたか、終日ほぼ無風に近い状態で、メイン・セイルをあげても漂流状態に終始した。
レースをめがけて出艇した数杯のディンギー達も動きがとれず、連結してテンダーに引かれて移動するさまは、かるがもの兄弟が移動するような光景。
この状況をSeamanship向上の好機と捉えて、CunninghamやBoom-Vang、Traveler、Sail Twistなどの基本的な装置や仕組みについての再確認の学習場となった。正に「今でしょ」の学習チャンスながら、生徒一人に講師が四人とは真に厳しき教室哉!
カッパを用意していながら着用するまでもなく雨も殆ど降らず、只、激しい気温の昇降のなか、微妙な追い波や発生源の
見当たらない不思議な引き波に揉まれながら静かに帰港したが、やはり収穫の大きなセーリングでした。
Vieni sur Mar!