2013年7月 JBSA神奈川 ディンギー体験のレポート
JBSA神奈川、7月28日(日)の活動レポートです。
●天候 晴れ
●参加者(敬称略)
サイテッド 小坂 大賀 石田 川瀬 山名
ブラインド 白子 瀬川 横倉 村井 金輪 長谷川
ゲスト 平松 安枝
●使用艇 ホビーウェーブ(カタマラン)とスループディンギー
JR逗子駅は、まだ9時すぎだというのに多くの人でにぎわっている。初参加の私は知った顔があるわけではなく、合流できるのか少し心配になる。
待つことしばし。ん、同じTシャツを着た人たちが改札の前に集まっている。後ろからそっと近づいてよ~く見ると、先日行われたワールドと一昨年の浜名顔全日本のTシャツではないか。というわけで無事ランデブーに成功。
途中のスーパーで飲料水などを仕入れ、いざマリーナへ。到着後水着に着替えてまずは自己紹介。鵠沼から来たサイデッドの平松さんとブラインドの安枝さんも体験参加とのことである。
本日使用する艇は小坂さん所有のカタマラン「ホビーウェーブ」とマリーナから拝借したディンギーの2艇。
どちらのタイプも私は始めて乗るもので、非常に楽しみである。
ホビーウェーブはすでにセイルアップして砂浜に置かれている。マリーナというと桟橋に船が係留されているというイメージだったが、ここはあたかも海水浴場のよう。ヨットは海の中まで人力で引っ張っていき、そこで乗り込むようだ。
「本日は腰まで水につかるので水着必携」、とはこのことだったのかと納得。東京支部はいつもポンツーンから乗艇するので、これも新鮮な体験だ。
ディンギーは艤装にしばらく時間がかかるため、まずはホビーウェーブが出発。
メンバーは大賀さん、平松さん、村井さん、横倉さん、安枝さん、と私の6名。カタマランは、畳一畳程度のマットを挟んで、長さ5メートルほどのフロートが2本並んでおり、このフロートに腰掛けて乗る。ブームはなく、ティラーも左右に2つと不思議な構造である。
風速15メートル以上の強い風では、ヒールするように片方のフロートだけで着水して飛ぶように走るんですよ、との説明に期待度アップ。
さて、今日はどんな走りをするのやら…。
ところが海へ出てみると、風はそよ風、湾内ということで潮がまいているのか、一向に進まない。少し進んだかなと思うと、また海岸へ押し戻されの繰り返し。
そうこうしているうちに、艤装を終えたディンギーも出発。あっという間にホビーウェーブに追いついた。ディンギーの乗員は、川瀬さん、石田さん、小坂さん、金輪さん、白子さん。
せっかくの機会だからと、海上で私、続いて横倉さんがディンギーに移動。今度はディンギー初体験だ。
ティラーを握らしてもらうと、これが非常に軽い。ちょっと動かしただけでも船がヴィビッドな反応をみせるのにびっくり。また本来はティラーを握りながら、片手でメインシートを操作する(手が使えないと口でシ-トを操る)と聞いて二度びっくり。
ティラー押し、メインちょい出し、ティラーちょい引き…。どっちの手を動かしていいのやら混乱しそうだ。
船を自由に操れる域に達するのは、なかなか大変そうである。
12時すぎに砂浜へ戻り、水分補給を行う。計画ではここで昼食を摂る予定だったが、3時に撤収しなければならないこと、午後になっていい風が吹き始めたため、お昼は後回しにして、再度海へと繰り出す。
私は再びホビーウェーブに乗せてもらったが、午前とは打って変わり、折からの風を受けて快走を見せる。ウインドサーフィンの群れをすり抜けて、あっというまに沖合に到達。水面が近く、走り出すとずぶ濡れになるが、これもカタマランならではの醍醐味か。
こうして楽しい時間はあっという間に終了。空きっ腹を抱えて、一同、逗子駅に移動し、遅い昼食と相成ったが、間もなく宴会へと転じたのはいうまでもない。
シーボニアで会議をしていた安達さん、秋山さん、竹内さんも合流し、気がつけば逗子の夏は暮れていたのであった。