2012年5月 JBSA東京 定期練習のレポート
5月5日の 東京支部の活動報告です。
参加者 敬称略
サイテッド 児玉、谷下田、橋本、三場
ブラインド 村井、湯川、伊藤
天候 予報では晴れ、午前中は陸地は風が強いが海上は穏やか、午後から海上の風速が上がるとの事。
10時半、もやいを解く、いつものように鉄橋を越えて少し行った所でセールを上げる。乾杯の後、サイテッドスキッパー橋本さん、村井さんが舵を握り伊藤がメインを担当し、ジブセールを児玉さん、三場さん、谷下田さんが操り練習に入る。
だが、微風で操船しにくい。船は、やっと動いている感じ。それでも何とか頑張って沖のブイ付近まで行き、下回りのマーク回航の練習を始めた。
一回目は、サイテッドとブラインドのコミュニケーションが上手く取れず、何とか回ったものの失敗に近かった。2度目は、まあまあの出来、再度挑戦、今度は完璧に近い状態で回れた。
お互いの意思の疎通の重要さを再認識させられた。
船を止め昼食、キャビンから良い匂いがしてきた。カルボナーラ、焼きソーセージ、谷下田さんがご自慢の腕を振るってくれる。談笑をしながら舌鼓を打つ。
午後は伊藤がティラーを握る。風が少しずつ上がって来た。今年開通した東京ゲートブリッチまで行って見ようと言う事になり、舵を湯川さんに代わりバウを若洲方向に向けた。
風は増し、船は軽やかに水面を滑るように走る。幸いあまり波は高くなってこない。旅客機が頭上を羽田方向に 向かって行くのを目で追っていくと大きな東京ゲートブリッチのユニークな姿が眼前に迫ってきた。
三場さんはカメラを手にバウに座り、シャッターチャンスを狙う。青空と飛行機そして恐竜のような形の橋がファインダーに美しく収まったようだ。
帆走では港に入れないので橋をくぐったところで反転し帰途に着く。舵は三場さんにバトンタッチ。
風は10メートル以上になってきた。船の速力も益々上がるが、追手のため体ではスピードを実感しにくい。
以前、佐藤さんから「風はあるのに感じなくなっている時は、かなり注意しなければいけない状況なのだよ」と教えていただいたのを思い出す。操船に神経を集中、2時半過ぎ無事着岸。
気温が暖かく爽やか、風も上上、楽しいセーリングデイだった。
皆様お疲れ様でした。