活動報告 JBSA東京 2023年10月1日 定期活動
活動報告 JBSA東京 2023年10月1日 定期活動
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【活動日】2023年10月1日 日曜日
【参加者】7名(順不同敬称略)
ブラインド:長谷川,佐藤,水田,殿垣内
サイテッド:古庄,松戸,副田
【使用艇】あほうどり(東京夢の島マリーナ)
【天気】晴れのち曇り
【気温】29℃
【風速】4から10ノット程度
【航行時間】10時17分出港 15時58分帰港(5時間41分)
【航行距離】約36.27キロメートル
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【連絡事項】
● ジフファーラーのルート修正
● オリーブフックとショックコードで作成したリーフタイ完成
● メインシートのブーム側ブロック2つが回ってしまう問題を艤装しなおして修正
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【活動のようす】
● 今回の目標
10月末に浜名湖で実施される、JBSA三支部合同合宿を、参加者により楽しんでもらうため、参加予定の東京支部会員でレース初心者の、ブラインド水田さんと、サイテッド松戸さんに、ヨットレースのコースがどのようになっていて、基本的にどのように走るのかを、なんとなくでも把握していただくことが、今回の活動の目的の半分だった。残りの半分は、のんびりデークルージングをおこなう。
● レース概要把の把握
沿岸レースで一般的な、カミマークとシモマークを、反時計回りに回るコースで学習。上下マークの中間にアウターマーク、その右側に本部艇を配置し、その結んだ線をスタートラインとする。
スタート時刻ぴったりに、スタートラインをポートタック艇でジャストタイムで通過。左舷9時方向にカミマークがきたら、左へタックしスターボードタック艇としてカミマークをまっすぐ目指す。
風軸に対して45度の角度でカミマークへ進入し、120度ほど左へ回りながらベアダウン。メインセールとジブセールを徐々にポート側へ出していき、ランニングのセールセットに。
風をやや右後ろから感じるクォータリー気味のランニングでくだり、シモマークが10時半あたりの方向へ見えてきたら、ジャイブしてポートタック艇へ移行し、そのままシモマークへ向かう。
シモマークに到達したら、風軸に対して45度になるまで左へ回りながらクローズホールドにし、のぼって、2周目のカミマーク回航へ向かう。
以降は、再びカミマークが9時方向へきたら、タックして再びカミマーク回航し、という具合に繰り返して練習。
● 練習の実際
今回は、マークや本部艇となるような物理的目標物は設置せずに、すべてバーチャルでおこなった。
風が4メートル前後と、初心者練習には最適。回頭しすぎてワイルドジャイブとなっても影響とリスクも低い。さらに、メインセールトリマーは、最初に、ブームケアのために高速でメインを引き込むことを学習。
午前中は松戸さんがヘルムス、メインが水田さん、ジブは佐藤さんと長谷川さん、古庄さんはさまざまなサポートとアドバイス、スキッパーと解説はとのがいち、そえださんは海上の安全確認と万が一の際にはすぐにティラーをとれるようスタンバイ。
お昼ご飯を食べてからは、水田さんがヘルムス、松戸さんがメインに交代。
全部で10レグほど練習。初めてなのにうまく回航することができたすばらしい時もあれば、回りすぎてジャイブしてしまったこともあったものの、今回の目標は、セーリング技術の向上ではなく、レースの流れを把握してもらうことにあったので、技術向上や細かいルール説明などは別の機会に。
● 今回の結果と感想
今回の活動が100点であったと私が思うのは、アフターセーリングでの水田さんのこの一言。
「三支部合同合宿がすごく楽しみになりました。」
● その他のこと
練習以外では、長谷川さんがとても久しぶりにティラーを持ってセーリング。あまりのうまさに私は驚きました。しかし、今の長谷川さんはヨットよりマラソン。ブラインドセーリングにももっときていただきたいですねぇ。
佐藤さんは、最後にティラーをとりましたが、風ががくんと落ちて、どこから吹いているのか感じることができずに、珍しく終始混乱されていた様子でした。毎回のように、あほうどりでもルミナスでも、最高速度を叩き出す、でもレース興味なしの佐藤さんですが、今回は苦戦模様でした。
アフターセーリングは、お車でいらした古庄さんと松戸さんはお帰りになり、ここのところ、ひもの屋が多かったので、4人で駅下の焼肉屋へ。
お店では、今回はあえてとりあげなかった、3艇身サークル内でのルールの解説や、「今さら聞けないヨットレースのほにゃらら」を、水田さんと佐藤さんが熱心に質問。意外なところを誤解されていたり、実は知らなかったことが整理され、まだまだ、ルールを含めて基本的なことをお伝えしていないものの、元々熱心だったお二人が、より、ヨットへの情熱を増した様子が感動的なアフターでした。
最後になりましたが、今回もいつものように、児玉さんからはセーリング中、状況をお尋ねしてくださりご心配いただき、また、ポンツーンでもあほうどりを出迎えてもやいをとってくださり、いつもありがとうございます。
報告書作成:殿垣内大介