活動報告 JBSA東京2023年3月21日 任意活動(グループ活動)
東京支部 菊池です。
あほうどりグループ活動の報告をさせていただきます。
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【活動日】2023年3月21日 火曜日
【参加者】5名
サイテッド : 谷下田,児玉,三場,体験者(1名)
ブラインド : 菊池
2018年8月6日に日付変更線を越えてオアフ島に着いて以来のBacchusメンバーでの東京湾セーリング。
最近、JBSAにも多くの新入会員が増えてきて話は少し聞いたことがある方もいるかもしれませんが、東京支部の協力艇であったBacchusのお話を少しだけ最初にさせてください。
今回参加したメンバーのほかに伊藤さんと北田さんを含めたメンバーは、夢の島マリーナに38フィートのクルーザー艇を所有し、自分たちでメンテナスをし維持管理しながら東京支部の活動日には一緒に出て、時には泊まりがけのTYC主催の保田ミーティングにJBSA会員の多くの人たちと共に参加したりエアレース観戦やみなとみらいブラインドセーリング選手権観戦などもしてきました。
そして、私の生まれ育った故郷である八丈島をはじめ、夢の島から奄美大島まで太平洋側の各地を寄港しながらクルージングをして荒波や爆弾低気圧などの外洋航海を多く経験したのち、神奈川支部の安西さんも加わり、2018年6月17日多くの人に見送られながら夢の島マリーナから八丈島を経由してミッドウェー島も寄港しオアフ島にブラインド2名、サイテッド3名の計5名で30knot越えの暴風雨やマストより高いうなりを越えながら50日間かけて航海をして参りました。
艇名のBacchus(バッカス)はお酒の神様の名。その名の通りなのか私たちは大勢で楽しくお酒を飲むのが大好きで自然とたくさんの人たちがBacchusに集まってきてくれました。
そんな、Bacchusのメンバーたちもハワイ航海が終わってから其々にレースやクルージングなどに忙しくしており、なかなか予定が合わず、色んなことが落ち着いてようやくこの日に乗れることになりました。みんなが出会った場である「あほうどり」にてセーリングをさせていただくことがでしました。
懐かしい顔ぶれと夢の島の水門を10時11分に越えて、橋をくぐり右に若洲を左に葛西臨海公園を眺めながらメインセールアップは、懐かしさと嬉しさとの何とも言えない感情を与えてくれた。
そして、目の前で谷下田さんと児玉さんの相変わらずの掛け合いに横にいた三場さんと顔を見合わせて「この雰囲気、懐かしいねぇ。やっぱりいいね」とお互いに微笑みあってました。
天候は、Bacchusを知る人なら納得するであろう曇り空。風もジブセールが機能しない無風に近い状態。終始メインセールのみで機帆走にていろんなところを行ったり来たり。途中で仲間の船を見つけてボートフックで相手艇の人に喜ぶ飲み物をお裾分け。
BGMは、児玉さんの大好きな高橋真理子の歌か谷下田さんと三場さんがよく流していた吉幾三の「おら東京さいくさ〜」といいたいところだけど、ラジオにてWBC。村上選手が逆転サヨナラをした瞬間みんなで拍手バンザイの大騒ぎ。その後は、これまでのBacchusの思い出話と各々の近況報告や楽しい今後の計画話など。
朝早く築地におでんを買いに行ってくれた児玉さんは残念なことに定休日だったようで、玉子焼きとちくわと塩辛を買ってきてくれて、ナポレオンと共に楽しさに拍車をかけてくれました。そして、東京支部のレポートに度々登場しているコーンスープも作ってくれました。
三場さんと谷下田さんがティラーを握ってくれて私は3年ぶりの東京湾セーリングをのんびり堪能させていただき13時49分帰着。
夢の島マリーナを並んで歩き、過去と現在と未来の楽しい会話をしながらできる仲間たちに出会えたJBSAに改めて感謝です。
こんな久しぶりの楽しくて、気持ちの良いセーリングが出来たのも、これまであほうどりを維持メンテナンスしてくださった多くの方がいたから実現できたんだなと艇内の綺麗さと所々のメンテナンスを見て感じることができました。
夢の島マリーナの桜も咲いており、これから益々
暖かくなっていきセーリングシーズン本番となります。
Bacchusに来てた懐かしい人たちもそうでない人も久しぶりに活動に参加して、新しい人たちや懐かしい人たちとぜひ東京湾などの風を楽しみましょう。
きっと素晴らしい出逢いと楽しさが待ってると思いますよ。
報告書作成 : 菊池 真実