活動報告 JBSA東京 2023年1月22日 任意活動(グループ活動)
活動報告JBSA東京2023年1月22日任意活動(グループ活動)
【活動日】2023年1月22日日曜日
【参加者】6名
ブラインド:殿垣内,大島,佐藤
サイテッド:谷下田,三場,副田
【天気】曇りのち晴れ
【気温】7度
【風速】1から3メートル
【航行時間】10時00分出港15時05分帰港
【航行距離】29.07キロメートル
【報告事項】
・ポリタンクより燃料補給
・エンジン始動するも最初止まりそうなゆっくりな動きだがあとは快調
・ビルジの水は出港前は無かったが帰港後はバケツ3分の1ほどに
・エンジンオイルの量は残り半分ほどで次回以降にDICSで購入し補充
・エンジン問題の推測のひとつといてのエンジンフィルターはDICSに依頼しないとみられないとのこと(谷下田さん)
・エンジン不調について谷下田さんがDICSに相談した結果調査と見積もりをして殿垣内に連絡がくることに
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【活動内容報告】
東京支部の佐藤です。今回のテーマは”充実感”です。
1月も下旬というところではありますが朝の気温4°cという過酷な状況からセーリングはスタートしています。天気は曇りで日差しが当たらないぶん寒さを強く感じます。先週のセーリングで過酷な寒さを生き抜いた私は完全防備の赤いヤッケ(アウター?)で挑んでおりバッチリ対策出来ていました。
そえだ船長合図のもと走り出したあほうどり。狭いバースを抜け出しゲストバースにかまえる谷下田さんをお迎えして沖に出ました。そえだ船長の操作は丁寧で優しくいつも安心なのです。
荒川河口の陸橋潜り沖に出たらエンジンを切り即セーリング開始です。北風の難しいランディングからジブセイルは右、メインセイルは左の観音という特別なセーリングとなりました。観音という技は後ろから風が来るので走行方向と重なり風を感じづらいのです。合わせてティラーの角度が10度以下。それ以上切りすぎるとセイルがばたつきブームが返ってしまい危険性も高くなります。ここは、そえだ船長がそのままティラーを握ることになりました。その難しい技をなんとか少しでも習得しようと私もティラーを軽く触らせていただきました。微妙な細かい操作の連続でやはり難しさは否めません。そえだ船長は涼しい顔で操作していましたが本当に難しいのです。
出港から2時間以上ティラーを握り続けていた、そえだ船長。風がアビームからクローズに変わり私がティラー練習することになりました。今回私はティラーの握り方を少し変え指先から肘までティラーに触れるよう操作してみました。そえだ船長のご指導から、その方法がうまくいきました。詳しいことはまだわからないのですが「センターポジションが掴めるようになりました。1段階上達しました。」と、言葉をいただきました。嬉しさからの充実感です。
そこで昼食となりキャビンで大島さんとご一緒しました。大島さんとゆっくりお話しするのは初めてのことです。
「大島さん。明日、お仕事なのでしょうか?翌日の仕事は疲れて大変じゃないのですか?」の問いに
大島さんは「疲れないです。むしろ土日で何もすることないよりも、こうやってセーリングしていると充実感があるので平気です(爽やか笑顔)。」
翌日、仕事を休もうかなっ、と思ってた私にとっては戒めの言葉に聞こえました。少なくとも明日、腕・腰・肩・筋肉痛は間違いないのです。
しかし思い起こせば1年前、セーリングという世界を知らずに飲んだくれの日々。新たなセーリングの世界を実感できたと言う充実感は大島さんとは意味は少し違うかもしれませんが”確かに充実してるなっ”と思うことができました。
コックピットに戻ると三場さんが谷下田さんとハワイ遠征の会話をしならティラー操作していました。順に昼食のため谷下田さんにかわりした。間もなく2時の方角から巨大貨物船が現れました。停船をしている様子ですがなぜか近づいてくるのです。幾度かタックをしましたが近づいてきます。その距離は船に沖縄のお城の名がついているのを認識できるほどです。谷下田さん曰く「3秒で海流が変わってしまう。停船してる影響でどうも海流が変わってしまう。引き込まれる。」とのこと。とはいえ安全に通過し軽く挨拶、航路の無事を捧げました。
そこで時間となり帰路。ジブセイルとメインセイルを殿垣内さんご指導のもと大島さんと一緒に収納カバーをかけることができました。
寒さと疲労で筋肉痛も助長されてしまいますが、客観的に振り返ってみるとセーリングが楽しくて充実してるなーって思えるようになりました。東京支部の皆さんにささえられながら味わうことができる世界。感謝しています。ありがとうございます。また、よろしくお願いします。お疲れ様でした。翌日、仕事休みません。
おそらく…??