活動報告 JBSA東京 2022年6月5日 ベイサイドマリーナ回航
活動報告書 JBSA東京 2022年6月5日 ベイサイドマリーナ回航
【参加者】6名(順不同敬称略)
ブラインド:伊藤,殿垣内
サイテッド:橋本,小柴,,副田,林
【使用艇】あほうどり(夢の島マリーナ)
【航行時刻】9時10分〜15時4分
【航行時間】5時間56分
【走行距離】40.1キロメートル
【天気概況】曇り時々晴れ, 気温24度, 風速3〜8メートル
3年ぶりの船底塗装のため、あほうどりを横浜ベイサイドマリーナへ回航した。前回、2019年6月9日の私が書いた報告書を読み直してみて、記憶がとんでいたことに気づいた。
前回は、上架したあほうどりを見てから帰ったようだが、今回は残念ながら、現状の船底を見ることができなかった。
また、前回は10時に出港し、14時30分にベイサイドマリーナについている。今回は6時間近くかかったが、前回は4時間半で着いている。向かい風が強かったからか、誰かの体重が増えたか、あるいはキャビンに誰かがひそんでいたのかもしれない。
今回はセールをあげることなく、ひたすら機走。遅い漁船のようだったが、魚は釣っていない。向かい風が強く、おしりが痛くなった。
ベイサイドマリーナに着くと、私は存じ上げないのだが、高槻さんが、フォグホーンを派手に鳴らして出迎えてくれた。すごいテンションのかたで、小柴さんとの漫才的かけあいが激しく、ただ圧倒されてご挨拶もろくにできなかった。
荒木さんも出迎えてくださり、私はもやいを荒木さんに投げ渡した。
実はこれは、今回特筆すべきことなのだ。みなさんにとって、もやいをヨットからポンツーンで手伝ってくださるかたに投げ渡すことぐらい、なんでもない当たり前のことだと思う。
私は、入会して早い時期から、協力艇のバッカスやあほうどりで、何か役に立ちたいと、バウロープとバウスプリングのクリートを覚え、実はほとんど私がこの仕事をしていた
この仕事は、間違えれば船が流されてしまう重要なものであり、私は誇りに思ってきた。
かなりの回数、もやってきたものの、それはいつも、ポンツーンからのロープを船にクリートしたり、離岸する際は手で渡してきた。
ヨット側に長いロープであらかじめクリートし、しかもポンツーンへ渡したときにどこにも引っかからないように準備をし、さらには投げたロープの束がうまく、受け取ってもらうかたへしゅるしゅるっと飛んでいくよう工夫をせねばならない。
さらに、私の視力では、ポンツーンに人が立っていることはわかるが、距離や高さを正確に測れるわけではないから、おおよその検討で投げなければならない。
これらがすべてうまくいったのだ。たかだかもやいで文章長いよと怒られそうだが、かなり嬉しいことだった。
夢の島マリーナで給油所に立ち寄った際もこれをおこなった。実は、その前日、アルバチームの練習で、シーボニアのポンツーンの村瀬さんに、もやいを投げ渡すというシーンがあったのだ。この時は、村瀬さんのお顔のあたりにロープを投げつけてしまい、大変失礼なことをしたのだが、おかげで、今回はうまくいった。
さて、肝心のメンテナンスのお話。船底塗装のほか、ようやく実現するジブセールの交換も今回はおこなう。ジブソックスも新しくなるものと思っていたら、なんと今後はつけないという。なんということ!何年も、あんなにがんばってつけはずしをしてきたのに(笑)
しかしこれでだいぶ楽になる。
クラッチのボタンがひっかかって出てこない問題は、その場でCRCをかけて解決してくれていたが、やはりこの方法を繰り返すしかないのかと思った。
エンジンのセルを見てもらい、手回しクランクが実はなかった問題も、今回で解決。
そのほか、前回はコーキングなどもしてくださったが、今回は不明。まあ、東海、神奈川のかたからしたら、自分でやれと言われそうだが、私は目が見えていたころから、塗り絵は苦手だったので、ルミナスやナウシカ、そしておそらくASUKAのように、美しくは絶対にできない。
こういうことは、器用な小柴さんにお任せ(ハートマーク)
そのほか、荒木さんが、スタンションにつけるくるくるをくださった。ジブがスムーズに出るらしい。
あほうどりを迎えにいくのは今度の日曜日。パワーアップしたあほうどりが楽しみ。
TYCのレースにもでますよ。
クルージング派閥のかた、面倒くさがらないでくださいね。たまにはレースに参加して、技術をキープしましょう。
もともと、ヨット乗りは、負けず嫌いのかたが多いように見えます。冷静さの中に燃える情熱がありますよね。
ぜひ、皆さまご協力ください。
報告書作成:殿垣内大介
追記:航跡マップを記録するアプリが最後の最後でダウン。今回は2枚添付されています。
追記2:この報告書を書いて、投稿するのを忘れていました。なんと、もう明日、あほうどりを迎えにいってきます。
この間に、シーボニアでまた荒木さんにお会いしたり、村瀬さんにロープの投げかたを教わったりしました。あっという間の1週間でした。
さて、新生あほうどりはどうなっているかな。ジブセール楽しみです。